BLOGブログ
陶芸お役立ち情報をお届け
陶芸知識や現場情報をタイムリーに
さいたま市「やまざ器」では、陶芸に関するさまざまな情報をブログでお届けしております。 陶芸に興味のある方、これから陶芸を始めたい方が、スムーズにスタートできるよう、お役に立つ情報を分かり易い言葉で楽しくお届けいたします。陶芸の基礎知識や陶房での実作業の様子、陶芸教室や陶芸体験に参加されたお客様のアクションなど、現場の生の情報としてお役立てください。
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福岡からのお客様/作品完成/やまざ器
2023/12/15先日、遠方の福岡よりお越しくださったお客様の作品(平皿3枚)が完成しました。 (ご本人は、粘土成形を行い、以降の作業は、やまざ器が代行する進め方です) ご本人のご希望を反映して・・・「藍色〜深い黑に近い藍色」のイメージを想定しながら・・・独自の釉掛けを行いました。 陶芸材料店のシンリュウさん(本社:埼玉県朝霞市)の釉薬を使い、「酸化なまこ」釉と「還元織部」釉を重ね掛けして・・・... -
陶芸体験/皿を作る/遠方よりのお客様
2023/12/01先日、遠方の福岡から陶芸体験に参加していただいたお客様の作業の様子です。 都内での用事に合わせて滞在し・・・さいたま市まで足を伸ばし、やまざ器の陶芸体験に来てくださいました。 お疲れ様でした! 作っているのは少し大きめの平皿です。 タタラ作り(粘土をローラーで引き伸ばして生地を作るやり方)で粘土を切り出し、縁の部分を持ち上げることで、皿のデザイン性を決めていきます。 皿は、少しづつ大きさ... -
ぐい呑を作る/日本酒のシーズン/やまざ器
2023/11/16だいぶ寒くなってきましたね! これからの季節、特に食べ物、飲み物に関しては、やっぱり・・・鍋や日本酒を楽しむ機会が多くなってきます。 そこで今回の投稿は・・・焼き物的な観点からみた、ぐい呑に関わるお話をしてみます。 昔は、お猪口と言っていた小ぶりの盃ですが・・・最近は、お酒の種類も多くなり、それにともなってお猪口のサイズも少しだけ大きめになってきて・・・「ぐい呑」と呼ばれる場合が多い気が... -
抹茶碗を作る/抹茶を点てる/やまざ器
2023/11/03今回は、抹茶のお茶碗作りや抹茶を点てるお話です。 写真のお茶碗は、先日(2023年9月)に穴窯焼成した志野茶碗です。 信楽の穴窯で焼いていますので・・・「はふり志野」(古代信楽の神職であるはふり部から引用)と呼んでいます。 志野釉が乾燥していく過程で発生する気泡やヒビ割れ(梅花皮)、また薪の灰が高温で溶けることにより付着する自然釉を特徴とした抹茶用のお茶碗です。 次に、抹茶を点てるお... -
生徒さんの穴窯作品/蹲(うずくまる)/やまざ器
2023/10/29穴窯(信楽はふり窯)で焼いた・・・生徒さんの作品(蹲:うずくまる)のご紹介です。 この生徒さんは、やまざ器に・・・もう4〜5年通っている小学6年生男子です。 今まで、かなりの陶芸作品を作っているのでが・・・今回、初めて穴窯で焼成する作品に挑戦しました! 燃料として薪を使う穴窯作品は・・・その作品を設置する場所が重要な意味をもってきます。 今回この生徒さんの作品は、薪を投入... -
ご家族で陶芸体験/オリジナルなお皿作り/やまざ器
2023/10/19ご家族で陶芸体験の様子です。 模様を貼り付けたり、彫り込んだりして・・・少し大きめのお皿を作っています。 息子さんは、早々にお皿を作り終わり、小物作りを楽しんでいます。 楽しい時間でした。 ありがとうございました! 季節が良くなってきました! ご一緒に、陶芸作品作りはいかがですか? <ご利用料金> https://www.yamaza-ki.com/concept/reason/ -
陶芸作品作り/秋は陶芸の季節/やまざ器
2023/10/15ひと頃の暑さがウソのように、涼しくなってきました。 これから秋〜冬にかけて、陶芸の作品作りには良い季節です。 落ち着いて作品作りに集中するのは、すごく良いことだと思います。 写真は、急須の釉掛けをしている場面です。 このお客様は、普段お仕事をしてますので・・・お時間の取れる時に来てくださってます。 今まで、カップや皿、酒器など、いくつもの作品を作っていただいてます。 ありがとうございます... -
信楽はふり窯9月/窯出し/やまざ器
2023/10/05信楽はふり窯の窯出し(窯の中の作品を取り出すこと)を行いました。概要をお伝えいたします。 はふり窯の焼成は、3日間連続して行われました。 赤松の薪を使って、窯の中の温度が、1255℃くらいの状態をキープして燃やし続けます。 窯の中には、作品の大きさにもよりますが・・・200点〜250点ほどの作品が入ることになります。 今回、その作品たちを窯から取り出しました。 赤松の薪の灰が窯全体にまわり... -
ご家族で陶芸体験/陶芸作品作り/さいたま市/やまざ器
2023/09/25ひと頃よりだいぶ涼しくなってきました! これから秋にかけて、陶芸の作品作りを楽しむには良い季節になります。 やまざ器は、ご予約による少人数で陶芸を楽しむことができる自由度の高い陶芸教室です。 やまざ器をご利用されているお客様の層は非常に多彩ですが・・・特徴は、ご家族と子供さんたちのご利用が非常に多いことかもしれません。 お母さんや、子供たちのご要望に合わせて、自由度の高い作品作りをご提... -
信楽はふり窯/窯焚き終わりました/やまざ器
2023/09/21やまざ器にて、年4回予定している「はふり窯」(穴窯)の焼成が先日終わりましたので、ご紹介いたします。 中に入れる作品は、やまざ器にて販売を前提にした茶碗や焼き締めの作品が大半となります。 ただ、陶芸教室の生徒さん作品や、外部からの委託作品も含まれますので・・・現実的には、全体のバランスを考慮して・・・作品の数や設置する場所を考えながら、少しでも出来栄えのよい作品作りを目指しています。 ... -
穴窯焼成のご紹介/信楽はふり窯/やまざ器
2023/09/09さいたま市近隣のお客様には、陶芸教室や陶芸体験でいつもお世話になっています。 ありがとうございます。 今回は、少し離れた場所の「穴窯焼成」についてご紹介してみたいと思います。 場所は、滋賀県甲賀市信楽町で、琵琶湖の南側にある小さな町です・・・昔から「タヌキの置物」で有名な・・・陶芸の窯元さんが大勢いらっしゃるところです。 とにかく街の至る所にタヌキがいまして・・・人の数よりタヌキの数の方... -
こども土サミット/土偶焼成編/福岡県みやま市/やまざ器
2023/09/05こども土サミット2023FUKUOKAでの土偶焼成を無事に終えることが出来ました。 その様子を簡単にご紹介いたします。 8月19日に福岡県みやま市の大坪GSIリサイクル工場に集合した皆様は、募集人員を上回る総勢40名にもなりました。 土偶を作る粘土は、一人2kgありますので・・・大小さまざまの土偶の成形が完了していました。 あれから2週間ほど粘土を乾燥させて、今回の土偶焼成のイベントになります。 土偶... -
夏休み陶芸体験/大勢のお客様のご利用/ありがとうございました!/やまざ器
2023/08/272023年の夏休みも、最後の週末になり、今年も大勢のお客様にご利用いただきました! ありがとうございました。 これから少しづつ涼しくなっていき・・・陶芸の作品作りを楽しむには良い季節になりますね。 引き続きのご利用を宜しくお願いいたします。 写真は、3歳の娘さんを筆頭に、お父さん、お母さんも陶芸作品作りを満喫している場面です。 陶芸は、自由に形を作っていく「成形」も楽しいのですが・・・好きな... -
こども土サミット/土博士になろう/土偶作り
2023/08/212023年8月19日に行われた「こども土サミット2023FUKUOKA」の様子をご紹介いたします。 場所は福岡県みやま市の大坪GSIリサイクル工場内です。 応募人数を上回る、こどもさん、お母さん、お父さんたちで賑わいました。 最初は、土に関わる簡単な勉強会から始まり・・・いよいよ土偶作りが始まります。 皆様、土偶作りの経験はゼロなので・・・試行錯誤の連続でしたが、2時間ほどの作業時間の中で、多くの楽しい作品が... -
夏休みの陶芸体験の一コマ/作品作りを楽しむ/やまざ器
2023/08/132023年も夏休みの真っ只中ですね! 陶芸体験を楽しんでおられる皆様の写真を載せてみます。 こんな感じの陶芸体験はいかがですか? ☆☆ 現在、若干のご予約の空きがございます。 お電話にてご確認くださいませ! <ご利用料金> https://www.yamaza-ki.com/concept/reason/ <よくある質問> https://www.yamaza-ki.com/faq/ 宜しくお願いいたします。 -
夏休みの陶芸体験/記憶に残る作品作り/少人数の予約制
2023/08/09暑い日が続きますね! 夏休みの期間を利用した陶芸作品作りはいかがですか? さいたま市緑区の「やまざ器」では、記憶に残る作品作りを応援いたします。 やまざ器は、全てご予約による少人数、個別指導の陶芸教室です。 現在、夏休みの期間を利用した陶芸体験のご予約受付中です。 体験のお時間は、2時間程度で・・・その間、作品作りの個数制限や使用する釉薬の色数などの制限もありません。 ご自由な作品... -
夏休み土偶作り体験/こども土サミット/福岡県みやま市
2023/08/02夏休みの土偶作り体験のご紹介です。 イベント会場は、さいたま市からは少し遠いい九州福岡ですが・・・ご旅行で九州に行くご家族や、ご実家が九州の方々など・・・参加できるかもしれませんので・・・イベントの概要や参加方法などをご紹介いたします。 「こども土サミット FUKUOKA 2023」と題しまして、土のことを学んだり、土偶を作ったり、実際に焼いたりできる参加費無料のイベントです。 ... -
夏休みの作品作り/小学3年生でも陶芸のベテラン?/やまざ器
2023/07/30夏休みに入りましたねー! 毎日暑い日が続いております。 今回は、やまざ器陶芸教室に通っている小学3年生の作品ご紹介です。 小学3年生と言っても・・・年少の頃よりずっと陶芸作品を作ってくれているので・・・ある意味ベテランですね。 粘土の扱い方とか、釉薬の塗り方とか・・・陶芸の各工程の段取りなど、全て理解してくれています。 今回は、カエルくんの貯金箱を作りました。 最初に、作るイメージ... -
三塚雄介氏個展/テラコッタ作品を独自に色付け/やまざ器
2023/07/26昨日、三塚雄介(みつかゆうすけ)氏が銀座で行っている個展に行ってきましたので、様子をご紹介いたします。 三塚氏は、ここのところ何年もサラリーマンをしながらご自宅で作品作りを続け、作品が出来上がると「やまざ器」に持ち込み、焼成を依頼してくれたお客様です(過去に川口市市長賞などをとっています)。 作風も独自で、陶芸というよりも彫刻の領域に近い、芸術作品ばかりです。 少し前までテラコ... -
小学生の陶芸作品/カラクリ貯金箱/やまざ器
2023/07/17小学6年生の陶芸作品のご紹介です。 作っているのは「カラクリ貯金箱」と呼んでいますが・・・神社で見かけるお賽銭箱のような口をした時計台型の貯金箱です。 時計台の中に滑り台のようなスロープが5段ほど組んであり・・・お金(コイン)を入れると・・・「チャリン、チャリン・・・」と音を立ててお金が落ちて行く仕組みです。 お金が貯まる一番下の部分には、はめ込み式の蓋をつけてロックできる仕組みに...