BLOGブログ
陶芸お役立ち情報をお届け
陶芸知識や現場情報をタイムリーに
さいたま市「やまざ器」では、陶芸に関するさまざまな情報をブログでお届けしております。 陶芸に興味のある方、これから陶芸を始めたい方が、スムーズにスタートできるよう、お役に立つ情報を分かり易い言葉で楽しくお届けいたします。陶芸の基礎知識や陶房での実作業の様子、陶芸教室や陶芸体験に参加されたお客様のアクションなど、現場の生の情報としてお役立てください。
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おばあちゃんとお孫さんの陶芸/さいたま市
2022/07/22夏休みに入ったので、子供たちの出番が多くなります。 今回のブログ記事は、絵付け教室に通っているおばあちゃんが、お孫さんたちを連れてきて、陶芸を楽しんでいる場面です。 おばあちゃんは、いつも通り絵付けの継続で、新たな絵柄に挑戦しています。 右側のお姉さんは、おばあちゃんを真似て絵付に初トライです。 下のお孫さんは、手ロクロでカップを成形しています。 みなさん、思い思いに自分の作業に集中できている... -
夏休みは家族で陶芸作品作り/さいたま市
2022/07/20明日から夏休みの小学校もあると思いますが、夏になると子供さんやご家族で陶芸を楽しむお客様が多くなります。 写真のご家族は、息子さんが年長の時から来てくださっているので、もう2年以上陶芸作品作りを楽しんでいます。 今までいろいろな作品を作って来ているので、ご自宅には多くの作品が並んでいるのでしょう。 子供さんの釉掛けの場合、どうしても使う釉薬の種類が増えます。 作品の種類にもよりますが、5種... -
絵付け教室/作品ご紹介
2022/07/17絵付け教室での作品ご紹介です。 今年5月より絵付けを始めたお客様の作品です。 今回で4作品目になりますが、綺麗な仕上がりになりました。 磁器皿の素材も、今まではホームセンターで売っている廉価なお皿を使っていましたが、今回は九谷の磁器皿(お客様ご自身がネットで購入)をベースに行った絵付けです。 白地に透明感のある色合いになりました。 絵付けと言うと 「難しそう・・・」や「絵心がないから・・... -
年長から陶芸を始めて今2年生/さいたま市陶芸教室
2022/07/10年長の時から陶芸を始めて、今は2年生の生徒さんです。 お母さんが送り迎えをしてくれるので、陶芸作業は一人で行っています。 最初の頃は結構シャイな部分があったのですが・・・回数を重ねるたびにたくましくなり、今はもう立派な作品が作れるようになりました。 自分で使うペン立てやお皿、おじーちゃんにプレゼントするカップ、飼っているカエル用の家など、子供らしい作品作りができています。 小学2年生ですが... -
陶芸女子ともだち/体験2回目/作品の施釉
2022/07/04先日春日部より来て下さった陶芸女子ともだちですが、今回は、陶芸体験2回目と言うことで、作品の施釉(色付け作業)を行いました。 やまざ器では、粘土成形をしてから2週間くらいで施釉をしていただく場合が多いです。 成形後の1週間は、粘土をしっかり乾燥させ、次の週に素焼きを行い施釉を進めるパターンです。 今回のお客さまは、2作品ずつ作っているので、それぞれ釉薬を変えて色付けを楽しんでおられました... -
磁器婚式記念に器を作る/ 陶芸体験
2022/06/29本日のご紹介は、少し離れた白岡市よりお越しくださったご夫婦です。 ご結婚20年目の磁器婚式記念に器を作りたいと、陶芸体験にチャレンジしてくださいました。 初めての陶芸でしたが、結果は大成功でした! 良かったです。 ご主人は、最初に手捻りのコーヒーカップ作りに挑戦し・・・結構苦戦していました(笑)。 器が巨大化して形が収まらなくなってしまうのです。 その後、形を整えてから手ロクロをうまく使っ... -
同級生の陶芸女子ともだち/焼き物作り体験
2022/06/16少し離れた春日部市より電車&バスを乗り継いて、陶芸体験に来てくださった、同級生の陶芸女子ともだちです。 今年の春よりお勤めを始め、社会人生活をスタートしたお客様です。 事前のメールやり取りで、作りたい作品などを聞いていたので、当日は、早々に作品作りに着手しました。 お客様のスタイルにもよりますが・・・今回は、途中、コーヒーブレイクを入れて、前半と後半でそれぞれ作品作りにチャレンジしまし... -
陶芸女子の電動ロクロ練習/動画撮影/タイムラプス
2022/06/12今年になって陶芸教室に通い始めた生徒さん(大学生)です。 ここのところ2か月半ほど電動ロクロの練習に集中していて・・・だいぶ電動ロクロの操作にも慣れてきました。 基本的な動作を繰り返し練習してきて、最近は作品らしき品物を作っています。 またスマホを使った動画撮影にもトライしていまして、スキルアップに役立てているようです。 また動画の中でもタイムラプスというのがあって、自分のロクロ作業を全て収録... -
絵付け教室/磁器小皿に絵柄を描く
2022/06/09さいたま市の「やまざ器」では、絵付けに的を絞った「絵付け教室」も行っています。 ホームセンターや百均で安価に手に入る白地の磁器皿などを使って、上絵付けを楽しむ内容です。 絵付けが初めての方々にも、分かりやすい説明や実技を行いますので、初回から絵付け作品を作ることができます。 また絵の具は九谷の絵の具を使いますので、技術が習得できてくると、本格的な絵皿を作ることができますね。 初心者から経験者ま... -
穴窯窯出し完了/信楽兎の窯/獅子像
2022/05/31昨日、信楽兎の窯(大窯)の窯出しを行い、なんとか獅子像の持ち帰りができました。 とりあえず、玄関ギャラリーに置いてあります。 写真はサイドビューですが、自然釉がよくかかり、釉のつかない部分には焦げ目がついて、いい感じに焼きあがった気がします。 この獅子像は、穴窯焚き口の先に設置していました。 従って薪の熾(おき)に埋もれる可能性があったので、足場を高めてセットしたのが良かったです。 顔、... -
親子(親娘)で陶芸体験/少人数・個別指導
2022/05/27今回も陶芸作業の様子をご紹介いたします。 かなり前よりご予約いただいていた(当方が信楽に長期出張していたため)お母さんと娘さんです。 陶芸は初めてとおっしゃっていましたが、楽しく親子(親娘)で陶芸体験していただけました。 陶芸が初めての方でも、コーヒーカップやお皿なら前半と後半で1個づつ(一人合計2個)くらいの作品が作れますね。 また親子で隣同士で作業していても・・・作品作りの個性が出て... -
お母さんたちの平日陶芸/さいたま市
2022/05/24最近季節がら、穴窯関連の投稿が多くなっていましたが・・・陶芸教室での様子やご紹介に戻ってみます(笑)。 今回は、お母さんたちが平日昼間の時間帯を利用して、陶芸を楽しんでいる様子をご紹介いたします。 もともと子供さんたちを連れて、土曜や日曜に陶芸体験に来られていたお母さんたちですが・・・いつの頃からか・・・平日昼間の時間帯を利用して、お母さんたちだけで陶芸作品作りに来られるようになりました... -
信楽穴窯焼成/薪を焚き続ける(兎の窯)
2022/05/18穴窯焼成の様子をご紹介いたします。 穴窯は薪を焚き続けて焼成しますが、焼成の期間が長い(通常4日から6日程度)ので、窯番のシフトを作り交代で焚き続けます。 兎の窯では8時間交代のシフトで運用しています。 燃やす薪については、地域により多少の違いはありますが、前半の窯の温度を上げていく過程では、雑木などのコスト的に優位な薪を使います。 地域の特性により仕入れが楽な薪材料があればそれらを使う... -
信楽穴窯(兎の窯)焼成完了
2022/05/10滋賀県信楽の出張から帰りました。 今回、大きい方の穴窯と昨年末作った小さい穴窯2機を同時に焼成しました。 作品は、関東を主体にした陶芸教室関連のお客様作品と、我々スタッフの作品で、2窯分なので結構な数になります。 現在小さい方の窯の窯出しが終わり、大きい方の窯は冷却中ですが・・・窯の扉を少し開けて(写真)、中の様子を確認しました。 先日ブログにアップした獅子像もうまく焼けていそうなのでちょっと... -
陶芸作品に銘(名前)を入れる/銘はオリジナリティーそのもの
2022/04/26今回は、自分で作った陶芸作品に銘(名前)を入れることについて書きたいと思います。 やはり何と言っても・・・自分のオリジナルな作品に、銘(名前)を入れたいと思うのは自然なお話です。 フルネームで入れる方もいますし、イニシャルや名前の一部を入れる方も多いですね。 やまざ器では、オリジナルの陶印(ハンコのような印)を作ることもできるので、作った方は、陶印を押す場合もあります。 ただ、圧倒的に多... -
太鼓の達人どんちゃん/陶芸作品
2022/04/24最近子供たちが作る陶芸作品の中で、ゲームやアニメのキャラクターを題材にした作品が結構多くあります。 今回のご紹介は、太鼓の達人のどんちゃんをイメージした5年生の男の子の作品です。 本人は、どんちゃんのイメージがしっかり頭の中にあるのでしょうね? スマホやパソコンで確認することもなく・・・サクサクと粘土成形し、施釉の時も色に迷うこともなくすぐに作業が終わりました。 ちなみにどんちゃ... -
穴窯焼成する花入(花瓶)/タタラ作りと鎬(しのぎ)
2022/04/20穴窯で焼成しようと花入(花瓶)を作ってみました。 穴窯は、何日も連続で時間をかけて赤松の薪で焼成します。 炎とともに薪の灰が作品に付着し、独特の自然釉として作品作りを楽しめるのが魅力ですね。 自然釉の濃淡が出るように、タタラで作ったボディに鎬を入れて変化をつけました。 以下作り方です。ご参考に。 タタラを事前に作っておいて、半乾燥の状態にしておきます。 今回は、板厚10mmで作りました。 ... -
穴窯用の作品作り/獅子像の成形完了
2022/04/17穴窯に入れるつもりで取り組んできた「獅子像」の粘土成形が完了しました。 まあ完了と言っても・・・眺めてると自然と変更を入れてしまうので・・・大枠できました!という感じです。 信楽(兎の窯)の現地搬入前に素焼きを追えなくてはならないので・・・乾燥時間を考えるとギリギリだと思います。 成形当初は、長次郎の本や資料の写真を見ながら作業を進めてきましたが、後半になると独自色というか、自分の好みが... -
穴窯用の作品作り/獅子像成形中
2022/04/13今年も穴窯焼成の季節になってきました。 2022年4月末より窯詰め(信楽:兎の窯)になるので・・・慌てて作品を作り始めたところです。 去年は、土偶をはじめ籠花入や花瓶などを焼成しましたが、今年は長次郎を模した「獅子像」を作ることにしました。 以前、楽焼でやはり獅子像を作りましたが・・・今回少し大きめに作り、穴窯で焼いてみようと思い立ちました。 普段、なかなか自分の作品作りはできないのですが・・・やは... -
ミニ盆栽鉢の試作品完成/小さな焼き物を作る
2022/04/11さいたま市内のお客様で、先日より取り組んでいた「ミニ盆栽鉢」の試作品が完成しました。 見た目はすごく小さいのですが、大きな焼き物と同等の工数がかかります。 電気窯による還元焼成ですが、綺麗に焼けました。 今後、作品のバリエーションが増えてきそうなので、楽しみにしています。 以下、少し具体的な内容を説明いたします。 お客様は、サラリーマンの男性で、お仕事が終わった後や休日に盆栽鉢作りを進め...