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穴窯の窯詰め完了/信楽兎の窯/2022年末
2023/01/02
明けましておめでとうございます。2023年も宜しくお願いいたします。
さて初グログのネタは、去年の年末に滋賀県信楽で行った穴窯の窯詰めの様子です。 穴窯とは、断熱レンガで組み上げたドーム型の窯を使い、主に赤松の薪で焚き上げる窯のことです。 1度に焼ける作品の量は、粘土にして250kg分相当の量なので、そこそこの量の作品が焼けますね。
窯の奥の方は、棚組みをして茶碗やカップ、皿などの小物を詰め込んでいき、土も白土、赤土などを適正な場所に配置していきます。 写真に見える中央下段が燃焼室で、ここに薪を放り込んで焚き上げていきます。 燃焼室の周りは、俗にいう火前で、薪の灰がよくかかる一等地になります。 大きな作品を火前に並べますが、工夫次第で面白い窯変作品が取れる場合もあります。
今回は、窯詰めの内容のご紹介でしたが、この後4日半ほど連続で窯焚きを行い、無事に焼成も終了しておりますので、機会を見ながら焼成や出来上がった作品のご紹介もできればと思います。 引き続き宜しくお願い致します。