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穴窯のご紹介/穴窯の小物たち/はふり窯

2024/01/22
穴窯の小物たち

穴窯作品のご紹介です。 穴窯と言うと・・・大きな壺とか花入とかの焼成を思い浮かべるかもしれませんが・・・実際には、コーヒーカップとか、ぐい呑とか、箸置きとか、豆皿とかの、小物作品も一緒に焼成するのです。 今回、その辺の様子をご紹介いたします。

 

信楽の穴窯「はふり窯」は、穴窯の中では小さな窯になりますが・・・それでも作品の点数でいうと、火の周りに大物作品が3個から5個。窯の奥に茶碗(志野)が150個くらい。窯のサイドに焼き締めのぐい呑や小物類を50個程度。さらに窯の中に棚を組みますので、その各々の空いてる場所に、小物類を詰めていきます。 ですので、作品の点数は、おおよそ1回の窯焚きで300から350点くらいになるのではないでしょうか?

 

焼き上がった穴窯の小物たちは、写真のように独特な味わいのある作品になります。 釉薬をつけない焼成なのに・・・不思議ですよね? 穴窯の焼成にあった土を使うことで、焼成結果も良いものになります。

 

みなさんご一緒に穴窯作品作りを楽しんでいきましょう!