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【緋襷のワインカップを製作中】
2019/04/25
さいたま市緑区で陶芸製作&販売をしてます【やまざ器】です。 焼き物のカップでワインを飲むと、すごく美味しいことに気付いてしまい・・・焼き物製造のかたわら、どういうカップがワインを美味しく飲めるのか?研究しています。
写真のワインカップは、「緋襷のワインカップ」を作るつもりで備前の土を使って成形したところです。
少しづつ形と大きさを変えながら作っています。
焼き物でワインカップを作る場合、「ワイングラスと同じ形」にする必要はないのかな?と思っています。
「焼き物」は「ガラス製品」に比べて「圧倒的にゆっくりと熱が伝わっていく特性」を持っています。
つまり熱の伝わり具合(熱伝導率)」が違いますので、機能的にはワイングラスのような「細い脚は必要ない」気がします。
なので、「持った時に手によく馴染む形が良いのかな?」とか
「洗う時に滑って落としても割れない形が良いよね?」
などと思いながら作ると、いっつもこんな形になってしまうので困りモノですね(笑)。
備前の焼締は、ワインに限らず、ビールや日本酒も同様に美味いのですが・・・
特に、赤ワインを飲んでいると、その相性の良さに関心してしまいます。
一般的な陶器の器ですと、どうしても使っているうちに器に赤ワインの色がついて、汚れている感じが出て来るものですが、「焼締」ですと根本的に釉薬の層がないので、「貫入(釉薬のひび割れ)」に汚れが入る心配がありません。
毎回気分良く赤ワインが飲めますね。
そんなことより、スタイリッシュでお洒落な「緋襷ワインカップ」を目指してトライをしていきたいものですね。
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