BLOG

【オリジナル陶器ワインカップ】埼玉の陶芸

2019/05/19
オリジナル陶器ワインカップ

「オリジナルな陶器製のワインカップ」を製作中です。 陶器製のワインカップは結構市販されてはいるのですが、形がどうしてもワイングラスのような形状であったり、焼き物である陶器の良さを上手く生かした製品が少ないように感じていたので、少し前より試作品を作り始めました。 やまざ器のブログでも何度か取り上げていますので覗いてみてください(やまざ器HP→ブログ全般→備前)。

 

作者の意図といたしましては、下記の3点を狙っております。

・焼き物としての特性を生かした形状や性能を有する

・見た目が美しく普段使いできる持ち易さや使い易さがある

・強度がガラス製より強い

 

写真は、成形した備前の土を乾燥させているところです。

ご紹介する内容といたしましたは、ワインカップの形状と台座の穴あけですね。

カップの形状は、以前の投稿にもありますが、陶器が持つ「熱伝導率」が低い(熱が伝わりづらい)特性を生かした、背が低く足の短い形状になっています。

ワイングラスの足は、細く長い形をしていますが、ガラスそのものが良く熱を伝えるため、手の熱がワインに伝わらないように、あのような形になったのだと理解しています。

ですから陶器で作る場合、あれだけ足を長くする必要はなく、重心が低く安定した形で作る方が理にかなっていると考えています。 そうすることにより、強度が格段に高くなるので壊れづらくなるはずです。

 

台座の穴あけについても、粘土から作る陶器だからこそ出来る形の表現方法だと思います。

粘土を乾燥させている過程で、台座にドリルで穴を開けて穴形状を整えます。おそらくガラス製では製造上物理的にできないと思われますので、陶器特有の表現だと思っています。

ワインカップの台座に穴があいていると、見た目も軽い感じになりそうなので良さそうですね。

 

この後、素焼きをして本焼きをする予定ですが、「備前の緋襷(ひだすき)」の模様をつける予定です。

白から肌色の素地に、緋襷の茶色のラインが入るので、上手く焼ければカッコ良いカップになりそうです。

焼成結果は、別途報告予定です。

【やまざ器】では、ワインカップをはじめ、オリジナルな器を取り扱っておりますので、「ご注文」や「お問い合わせ」などお気軽にお申し付けくださいませ。

「ご予約/お問い合わせ」よりご入力いただくか、直接お電話をいただいても大丈夫です。

よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。