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さいたま市の陶芸教室【湯のみの絵付け】

2019/01/27
湯のみに絵付けをする

【陶芸ブログ情報】を配信している「さいたま市緑区」の【やまざ器】です。

簡単にチャレンジできて、複雑な色合いで焼成できる「湯のみの絵付け」のお話です。

陶芸が初めての方だと、1種類の釉薬で「単色」で焼成する場合が多いですが、少し慣れてくると何種類かの釉薬を重ねがけしたりして、色合いの変化に挑戦したくなりますね。

今回ご紹介するのは、写真のような「白系」と「茶系」の色が複雑に混じった焼き上がりになる方法です。

やり方は極めて簡単で、釉薬は1種類しか使いません。

ポイントは以下の3点になります。

1.粘土は、赤土(黒土)を使う(含有される鉄分を期待)

2.ベンガラ(第二酸化鉄)で「下絵(模様)」を描く

3.釉薬を全体に「ひしゃくがけ」する

素焼きの終わった湯のみに、ベンガラで下絵を描きますが、口縁部と好きな部分に小筆でラインを描くだけです。

また釉薬(写真の場合「白萩釉」)を全体に「ひしゃくがけ」するので、施釉後は白〜グレーの単色になります。

それを焼成すると下絵の「ベンガラ」の鉄分と粘土の鉄分が浮き上がってきて、釉薬と混ざって微妙な「茶色」の発色になります。

焼き物って不思議ですよね〜

今回は、焼き物の「絵付け」のほんの一例に過ぎませんので、ご興味のある方は連絡してみてください。

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