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埼玉で陶芸【陶芸教室用の丸椅子】
2019/02/24
【やまざ器】では、陶芸教室の生徒さんが作業するときに丸椅子を使ってもらっています。陶芸は、立ったり座ったり、向きを変えたりと、色々な姿勢で作業するので、作業者の自由が効く「丸椅子」は、たいへん重宝しています。特に自作の「丸椅子」なので、作業の種類によって高さや足の角度を微調整しながら作っています。材料の木材は、ホームセンターの端材売り場で仕入れるので、多少手間はかかるもものの、安いからいいですね。
写真は、組み立てが終わり、最後に台座(座る部分)を丸く仕上げているところです。ホームセンターなどで見かけるパイプの折りたたみ式に比べると、多少重いですが、その分しっかりしているので座り心地は上々です。 この台座にクッションを被せて完成です。
最近は、インパクトドライバーなど、工具が充実しているので、ビスが何本あっても、あまり苦にならないのも自作している理由です。昔のようにビスを全部手で締めるとなると、こうは行きませんね。腱鞘炎になってしまいます。
ホームセンターの端材売り場で材料を仕入れる問題点は、毎回欲しい材料があるとは限らないことと、あったとしても毎回少しづつ材料の寸法が違うところです。丸椅子だけでも、もう随分作りましたが、毎回木材の断面形状が違います。 その都度寸法を変えながら作っています。
陶芸は手作りによるモノ作りなので、手作りの「丸椅子」との相性は良い気がしますね。ただ考えてみたら、「丸椅子」に限らず作業台や棚なども手作りなので、単に手作りが好きなだけかもしれません。