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絵付け入門/さいたま市で陶芸教室をお探しなら

2020/10/08
絵付けを楽しむ

陶芸作品に色をつけることは、陶芸の大きな楽しみの一つです。 本日は、釉薬を使った絵付けの基本的な概念(絵付け入門)を説明いたします。 陶芸教室での一コマを使い、入門者にもわかり易い内容でご紹介いたします。

 

釉薬は、陶芸材料店で売っている水で溶いた釉薬が一般的ですが・・・そもそもは、ガラス成分を含む原料(長石、珪石)をベースに木灰やカオリン(粘土質)、金属材料などを加えて調合した人工物です。 通常ですと1230℃程度で溶けるように調整されています。 この釉薬を素焼きが完了した素地に掛けて(柄杓掛け、筆塗りなど)焼成すると、独自の色合いを持つ焼き物が完成します。

 

釉薬は、単色で使っても良いですし、重ね掛けして使っても楽しめる要素を持っています。 ただし焼成結果を複雑にする要因として・・・使う粘土の鉄分量(白土か赤土かなど)によって色合いが影響を受け、さらには、焼成時の酸素量の違い(酸化焼成か還元焼成か)によって、大きく色合いを変える性質があります。

 

このような一見複雑な要因を持つ絵付けのメカニズムですが、同じ釉薬を繰り返し使うことで、なんとなく焼成結果が推測できるようになってきます。 この粘土で、この釉掛けを還元焼成する・・・みたいな、自分の好きな色や手法をベースに少しずつ守備範囲を広げていくやり方が、陶芸上達の近道だと思いますね。

 

慣れてくると・・・複数の釉薬を重ね掛けした場合の焼成結果もある程度予測できるようになってきます。 写真の様子は、筆を使って釉薬の濃淡を意識しながら、重ね掛けをしている場面です。 ベース釉に対し、重ね掛けする釉の厚さをコントロールすることで、より変化のある表現ができるようになります。

 

陶芸にご興味のある皆様、ご一緒に陶芸作品作りを楽しんでいきましょう!