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陶芸女子の作品完成間近/釉掛け完了

2022/03/26
陶芸女子の花入の施釉

ほぼ1ヶ月かけて取り組んできた陶芸女子の作品(大きめの花入)の釉掛けが完了しました。 最初、花入の内部に釉を回してから、しのぎ(鎬)部分に白マット釉を、本体部分に黒マット釉を筆塗りしています。 作品が大きいので、集中力を切らさないように丁寧に作業を進めてもらいました。 3時間くらい集中して作業し釉掛け完了しました。 お疲れさんでした! 

 

釉の筆塗りは、小さな子供さんが最初に色をつけるときにやる方法ですが・・・実は結構難しいのです。 筆使いの違いで、釉の濃い部分と薄い部分ができて、ムラができやすいからです。 ただ熟練してくると、釉の厚さを自在にコントロールできるようになるので、味わいのある表現ができるようになります。 今回の狙いは、黒と白のコントラストを綺麗に出すことです。 さてさて、焼成結果はどうかな? すごく楽しみです。

 

やまざ器は、少人数での個別指導の陶芸教室です。 ご要望やご質問にお答えしながら進めることができるのが特徴です。 お試しくださいませ。