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大皿を作る/ロクロ成形と削り/さいたま市
2022/08/14
夏休みで陶芸体験の話題が多くなっていましたので、今回は、陶芸教室で電動ロクロを練習している生徒さんの様子を投稿してみます。 生徒さんは、電動ロクロの練習を始めて半年くらいの学生さんです。 最近は、ロクロの作業が安定してきて、小物作品をガンガン作れるようになっていました。 そこで今回30cmを越える大皿作りに挑戦してみました。 電動ロクロの成形や削りの様子をお伝えいたします。 写真は、大皿の高台を削り出している場面です。 ロクロ成形は苦戦していましたが・・・なんとか形になりそうです。 良かったです。
電動ロクロでは、カメ板をセットし、5kgの粘土を準備しました。 予定では、ロクロのターンテーブルを超える外径40cmの皿を成形するつもりでした。 しかしながら、ロクロを進めていく中で、形が大きく歪んでくる過程で、外径を削り落としながら作業した関係で、少しずつ小型化していき、成形が完了した時点で外径34cmでした。 まあ苦戦したものの、30cmを超える皿を初回から成形できているので、ご立派です。
何日か乾燥させてから、削り作業に入りました。 本来は、電動ロクロに皿をセットし直し、削りも電動ロクロ上で行いますが、今回は、大型の手ロクロにセットし、自分のペースで回しながら削っていく方法を取りました。 手ロクロでの削り作業は、生徒さん側とのコミュニケーションを取りながら作業を進めるには最適です。 抑えるポイントを確認しながら、自分のペースで仕上げることができるからです。 ロクロ作業に慣れるまでは、皿についている駄肉が多いので・・・削り落とす部分が多くなりますが、立派な大皿の成形が完了しました。 お疲れさんでした。