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夏休みの土器作り/成形完了/さいたま市
2022/08/09
さいたま市内の小学5年生が夏休みに取り組んでいた、土器作りの成形が完了しました。 ここまで3日間かかりましたが、小学生らしい伸び伸びした仕上がりになった気がします。 この後は、2週間ほど十分に乾燥させ・・・いよいよ焼成に入ります。
今から1万3千年ほどの昔、土器は焚き火のような野焼きで焼成していたと推測されます。 やはり近代的な窯(電気やガス、灯油を燃料にした窯)で焼くより、実際の炎を使って焼いた方が、雰囲気の良い焼き上がりになります。 さいたま市のやまざ器では、安全面も考えて楽窯で炭火を使った焼成を行います。 焚き火や野焼きと違って、耐火レンガで覆われている窯なので、子供さんでも安心して直火を扱うことができます。 温度は、あまり上げないようにして(500℃から600℃くらい)、炭素の燃えカスが残るようにして焼くと、いい感じに焼けます。