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下絵付けに挑戦/兄弟で陶芸体験/さいたま市
2022/09/06
陶芸では、「絵付け」と言う言葉がありますが、厳密に言うと「上絵付け」と「下絵付け」に分類できます。 「上絵付け」は釉薬を塗って焼成した器の上に施す絵付けで、文字通り釉の上に行う絵付けです。 「下絵付け」は、素焼き素地に直接絵の具で絵柄を描いていき、その上に透明釉をかけて本焼きします。 こちらも文字通り釉の下に行う絵付けです。 写真の作業は、兄弟3人で「下絵付け」をしている場面です。 作業そのものは簡単なので、最初は簡単な絵柄から始めて、少しづつ複雑な絵柄にしていくのがポイントですね。
「下絵付け」は、素焼きした素地に専用の下絵の具を使って絵付けを行います。 素焼き素地が絵の具の水分を瞬間的に吸ってくれるので、絵の具の垂れるのを気にせず、次々と絵の具の色を変えて作業できる点が楽しいです。 色の種類も豊富なので、本格的な絵柄を始め、好きな模様やパターンを自分なりに描くことができます。 アニメやゲームのキャラクターなどを描く場合も多くなってきてます。
下絵付けが終わると、最後に透明釉を器全体にかけます。 描いた絵柄も見えなくなってしまいますが・・・焼成することで下絵が浮き上がってきます。 結構驚きと言うか? 感動しますね。 お試しください!