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さいたま市【やまざ器陶芸教室】陶板の絵付け
2018/11/23
さいたま市で陶芸の【やまざ器】です。先日プログでご紹介した「陶板」の絵付け(施釉)についてのお話です。素焼きの終わったプレートに釉薬を筆塗りしていきます。場合によっては、イッチンと呼ばれるスポイト型の道具を使うこともありますが、大半は筆で釉薬を置いていきます。焼き物の釉薬は、焼成の前後で色味が全然違う場合がほとんどなので、写真の右側にあるような、簡単な設計図を元に絵付けを行います。どの部分にどの釉薬を置いて行くのか?確認しながらの作業を進めます。また焼き物ですから素地の粘土質(白土や赤土)にも影響を受けます。通常は、白土を使い必要によっては、白化粧を施してから絵付けを行いますが、あえて赤土の素地を使い、焼成後の色合いを楽しむのも良い試みですね。 このように、お茶碗やコーヒーカップの施釉とはイメージの全く違う手法で行なわれます。焼成は、電気窯を使い酸化焼成します。出来上がりが当初のイメージと違っていた場合、その部分の釉薬を変えるか?重ね塗りなどをしてトライ1→トライ2などと進めていきます。設計図をベースとした焼成になるので、結果が良くても悪くてもフィードバックが効きますので、見る見る腕前が上達します。 【無料】陶芸体験でも行えますので、いかがでしょうか?