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埼玉で陶芸【陶板プレート作り】

2019/02/11
陶板プレート作り

埼玉で陶芸をしてます【やまざ器】の山崎勝実です。

 

今回ご紹介するのは、「陶板プレート」です。焼き物で絵を描いて作ったプレートのことですね。

作り方は実に素朴ですよ(笑)〜

素焼きしたプレートに釉薬を筆塗りしたり、イッチンというスポイト状の道具を使って釉薬を置いていきます。

お茶碗やコーヒーカップの釉がけと違うのは、陶板のプレートが平なので、釉薬を思い切り厚く塗ることができる点ですね。

器ですと釉薬が流れますので、それを前提に釉がけしますが、陶板の場合流れるというよりは、釉が溜まる感じで、重ねがけも作業しやすいですね。

 

写真の2枚の陶板プレートは、左が「白土」で右が「赤土」です。

カーボン紙を使って絵柄をプレートに転写して作業開始です。

焼き物ですから同じ釉薬を使っても、素地の土質(鉄分量)によって発色が著しく変わります。

通常の器作りでいうと、一度に何種類もの釉薬を使うことはあまりありませんが、

陶板ですと「お絵かき」の要素が入るので、たくさんの釉薬を同時に使った方が楽しいですね。

写真のように「乳ばち」をずらっと並べて作業します。

 

このように結果として、陶板作りは「土質」と「釉薬の種類」「釉の厚さ」「重ねがけ」「酸化焼成」「還元焼成」などの相性を同時に検証できますので、「陶芸教室」での勉強には最高に良い題材となります。

陶芸教室の生徒さんの中で、「絵心がないからねえ〜」と言う方もおりますが・・・

「あまり関係ないですね!」

何故かと言うと、絵画は絵の具の色がそのまま作品の出来として発色しますが、

焼き物の場合、焼成前の絵付けの色合いと焼成後の色はまるっきり違うので、

「絵心」より「想像力の作業」となります。

 

【やまざ器】では、素焼きの終わった陶板のプレート準備していますので、「すぐにご体験」もできますので、お気軽にお声かけしてくださいませ。