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埼玉で陶芸【お皿の表情を作る】

2019/04/14
皿の表情を作る

埼玉で陶芸をしてます【やまざ器】です。今回の投稿は、お皿を自分で作る場合の表情の作り方についてです。お皿を自作する場合、お皿の表や裏は気を使って作るのですが、実は、お皿のサイド面(横の切り口や厚さ方向)も重要なパートとなってくるのをご存知ですか?

 

陶芸教室などでお皿を作る時、サイドの仕上げに気を使う場合はそれほど多くはないのですが、それでも少し気合いを入れて、仕上がりの美しいお皿を目指す場合、この方法を知っていると便利です。

お皿は、必ず厚みがあるので、その部分に積極的に表情を付けていきます。

方法はすこぶる簡単で、陶片(割れた陶器の残骸)や乾燥した粘土のカケラなどを使って、

サイドの面に凸凹(デコボコ)を付けたり、少しだけ表面にかかるような返しを作ったりするのです。

 

写真の様子は、備前土を使っていますが、土が生乾きで形が崩れなくなった時に、サイドの面に細工をします。

写真では、乾燥した粘土のカケラを使っていますが、凸凹しているモノなら何でも使えます。

サイドの面に傷をつけるのと同時に、皿の表面が若干波打つくらいの返しをつけていくのです。

すると無表情だったお皿に俄然表情が現れて来ます。

 

この手のちょっとした一手間は、陶芸ではいろんな場面で使われたりします。

イメージとしては、あまり仕上げ過ぎないようにとか、勢いを失わないように・・・みたいな感じかもしれません。

あえて、切り口の模様を残したり、ざっくりした面を残しておいたりしますよね。

焼き物ですので焼きあがった状態が完成品なので、ちょっとした仕込みをしておくと、いい感じで焼き上がることもあるので、思いついたら実行してみるようにしています。

 

ではでは ありがとうございました。