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化粧土を生掛けする/鼠志野四方皿/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

2020/03/25
化粧土を生掛けする

化粧土を生掛けし、鼠(ねずみ)志野四方皿を作るお話です。 技法としては、桃山時代の古来より伝わっている伝統的な手法ですが・・・最近は、あまり見ないので・・・思い出したように作っています。 そもそものお話をすると・・・化粧土と言うのは、粘土そのものを水に溶いた土のことです。 ですので、作っている作品の粘土が生乾きの時に、化粧土を掛けたり、塗ったりします。 同じ粘土素材なので、生乾きの時に作業すると特に親和性がよく・・・そのまま乾燥させて素焼きすると、文字通り色の変わった・・・化粧された素材が出来上がります。

 

鼠志野を作る場合、単なる生化粧と違う点が一つあります。

それは、生化粧した素地を掻き落とし(部分的にヘラで生化粧部分を削り取る)、意匠部分(デザインされた模様)を作り込んでいくことです。 掻き落とすことで、部分的に生化粧が剥がれ・・・粘土素地の色合いが出てきます。 その状態で、通常通り素焼きを行い、素焼き品に長石釉(透明釉)を掛けて本焼きする手番をとります。

本焼きしますと・・・粘土素地の色と、化粧土(鼠志野の場合鉄分を多く含んだ化粧土)の色が、長石釉に浮かび上がります。

 

ベンガラや鬼板に含まれる鉄分は、酸化焼成しますと黒色(鼠色)に発色し、還元焼成しますと赤茶色に発色します。 粘土の種類、化粧土の種類、鉄分量を調整し適正な焼成条件で焼くという作品作りですが・・・上手く焼きあがると・・・感動します!!

 

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