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下絵付けで絵皿を作る/さいたま市浦和の陶芸教室

2020/09/16
下絵付けで絵皿を作る

下絵付けで絵皿を作るお話です。 下絵付けとは、釉薬の下に絵柄を描いていくので下絵付けと呼ばれます。 素焼きした器に下絵の具を使って絵柄を描き、その後透明釉を掛けて焼成します。 ご参考までに・・・上絵付けという技法もありますが、これは、本焼きした釉薬の上に絵柄を描いていくので、上絵付けと呼ばれ、釉薬を本焼きしたあとに上絵の具で絵柄を描き、その後低火度で再焼成します。

 

さて、下絵付けに使う絵の具の代表選手は・・・やはり「呉須」と「ベンガラ」です。 呉須は紺色に、ベンガラは酸化で黒、還元で茶褐色に発色します。 最近では、陶芸材料店でそれら以外の緑や黄色、赤やピンク、紫やオレンジなどの下絵の具を入手できますので、カラフルな色合いを楽しむことができますね。

 

作業風景の写真の皿は・・・春先に生まれた孫の記念皿で、伸び伸びになっていた皿の下絵付けの様子です。 子供用の皿なので・・・釉薬の落ち着いた色合いよりも、明るいカラフルな色が良いと思いまして、下絵付けの手法で取り組んだ皿です。

 

下絵付けは、素焼きの素材に直接絵の具を染み込ませて描くので、やり直しは効きません(上絵の具は、拭き取ればやり直しが効きます)が、細い線から太い線、書道のような大胆な線まで自由に書くことができます。 

 

絵付けが終わると、透明釉を掛けます。 透明釉を掛けると、描いた絵柄が全て釉で覆われて、真っ白になってしまいます。 その後、焼成すると下から絵柄が浮かび上がってきて感動しますね(笑)。

 

絵付けは、陶芸体験、陶芸教室などでお楽しみいただけます。 よく「絵心がないからなあ〜」と言う方がおられますが・・・「あまり関係ありません」。 身の回りに色々な題材がありますし、ネットで検索すればお手本はいくらでも手に入ります。 最初は、真似して描いていけばどなたでも大丈夫です。 お試しくださいませ!