BLOG

少し大きめの皿を作る/親しい仲間とのお食事用に/さいたま市浦和

2020/10/10
少し大きめの皿を作る

令和2年はコロナの影響で食事のスタイルも様変わりしたような気がします。 典型的なのが、自宅で少人数で・・・皿も各自で小分け(テイクアウト品を含め)して食べる・・・みたいなスタイルです。 ただ、やはり日本文化的(陶芸的)な観点で考えてみると・・・大きな皿に料理を盛って、皆でつついて食べる食文化に魅力を感じてしまいます。 まあそんな訳で・・・前置きが長くなりましたが・・・本日は、少し大きめの皿を作るお話です。

 

写真の皿は、粘土成形時で50cm×25cmの大きさです。 焼成するとかなり収縮する(12〜13%)ので、それほど大きい皿という感じはありません。 親しい友人とか、親戚がきた時などに活躍できる大きさです。 まな板のような形、大きさをしているので「まな板皿」とも呼ばれています。 当面、和風の料理を前提に、刺身とか天ぷらとか・・・使い方次第で、食卓の雰囲気を盛り上げてくれるお皿です。

 

作り方は、非常に単純と言うか・・・素朴な手法で作ります。

粘土をローラーで引き延ばすタタラ作りが簡単です。 ポイントは1点だけです。 作業板の上でタタラを作り、好みの大きさに切り取ります。 その後、半乾燥の状態で、タタラの脇部分を持ち上げて、皿の形状に変形させる部分です。 必要により、周囲に布切れなどを入れて形状を固定させるところがポイントですね。 この時に櫛目を入れたり、表面の表情をつけるために削り作業を推進します。 形が固定したところで下駄の歯のような脚を付ければ、より本格的な和風大皿になります。

 

器の場合、軽く作った方が使い易い器になりますが・・・皿の場合、特に和風皿の場合、ある程度重くどっしりと作った方が雰囲気が出ます。 写真の皿ですと・・・厚さ15mm程度です。 お楽しみくださいませ!