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火焔型土器の成形/縄文文化に触れる

2022/12/04
火焔型土器の成形

今年の夏休み陶芸体験は、子どもたちの土器作りで結構賑わいました。 そこで「King of JOMON」とも言える火焔型土器を作ってみることにしました。 縄文土器は、1万年以上も前の縄文人が作り出した文化です。 その縄文土器を作ることはすごくロマンを感じながらの作業になり、実に楽しいものでした。

 

縄文人がどのような方法で作ったのか? 定かではありませんが・・・今回の作り方は、通常の花瓶などを作る方法と一緒で、粘土ひもを積み上げて作る紐作りで挑戦しました。 ただ花瓶作りと違うのは、縄文の模様を本体の粘土が半乾燥して固くなった部分から、紐を貼り付けて縄文模様を作っていく工程です。 その際道具が必要になりますが、使う道具も金属のヘラやカンナは使わず、木材を加工したヘラで縄文模様を作っていきました。 これでだいぶ縄文文化に触れる感じになりますね。

 

成形のポイントは、やはり土器の形を整えながら、火焔型の模様を作り上げていくところです。 結局粘土の乾燥状態を、ビニールパックでコントロールしながら少しずつ進めていきます。 成形に1週間ほどかかりましたが・・・夏休みの作品作りとしては良いかもしれません。 チャレンジしてくださいね!