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抹茶碗を作る/抹茶を点てる/やまざ器

2023/11/03
抹茶を点てる

今回は、抹茶のお茶碗作りや抹茶を点てるお話です。

 

写真のお茶碗は、先日(2023年9月)に穴窯焼成した志野茶碗です。 信楽の穴窯で焼いていますので・・・「はふり志野」(古代信楽の神職であるはふり部から引用)と呼んでいます。 志野釉が乾燥していく過程で発生する気泡やヒビ割れ(梅花皮)、また薪の灰が高温で溶けることにより付着する自然釉を特徴とした抹茶用のお茶碗です。 

 

次に、抹茶を点てるお話です。 抹茶は、春先に茶葉を摘みとるところは通常のお茶と同じですが、その後、乾燥や粉末に加工する工程を経て抹茶として出来上がります。 ですので、秋口(10月から11月)になると、抹茶の新茶として市場に出回ってきます。

抹茶を点てるには、抹茶、茶碗、茶筅が必要です。 茶碗に抹茶の粉末を入れ、お湯を差し、茶筅で泡立てれば抹茶が出来上がります。 非常に簡単なので・・・トライしてみたらいかがでしょうか?

 

これから抹茶は、旬の季節を迎えます。 茶碗の雰囲気や手触りを感じながら・・・特有の味や香りを楽しみたいものです。

 

ありがとうございました!