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ぐい呑を作る/日本酒のシーズン/やまざ器
2023/11/16
だいぶ寒くなってきましたね! これからの季節、特に食べ物、飲み物に関しては、やっぱり・・・鍋や日本酒を楽しむ機会が多くなってきます。 そこで今回の投稿は・・・焼き物的な観点からみた、ぐい呑に関わるお話をしてみます。
昔は、お猪口と言っていた小ぶりの盃ですが・・・最近は、お酒の種類も多くなり、それにともなってお猪口のサイズも少しだけ大きめになってきて・・・「ぐい呑」と呼ばれる場合が多い気がします。 形も様々で、お猪口風の平猪口もありますが・・・お酒が多く入る底の深い器が多くなっています。 また焼き物としての器の表情も多種多様で、変化に富んだ品揃えが多くなっていますね。 色々なシチュエーションでお酒を楽しむには、すごく良いことだと思います。
写真は、やまざ器が信楽の穴窯で焼いた(2023年9月)、志野焼きと焼き締めのぐい呑です。
志野は、抹茶のお茶碗として400年以上も前に、考案された焼き物ですが・・・ぐい呑としての風情も抜群です。 お酒の種類に合わせ、色合いや焼き肌の違いでお楽しみいただけます。
また焼き締めぐい呑ですが・・・釉薬を使わない器なので、ザラザラした器の内面が、酸素を取り込むことにより、微妙なお酒の味の変化を楽しむことができます。
どちらもお勧めできますね!