RAKU楽焼

  • ドラゴン茶碗を焼く

    陶芸で動物シリーズ/ドラゴン茶碗を焼く/さいたま市で陶芸なら

    2020/06/27
    前回に続き、陶芸で作る動物シリーズです。 今回も動物と言っても・・・ドラゴンです。 やはり頭の中によぎるイメージの動物を題材にするのが好きなのかもしれません。 写真の茶碗は、楽焼という焼成方法で製作中のドラゴン茶碗です。 茶碗の壁面にドラゴンや稲妻を彫り込んで、独特の雰囲気を作りだす努力をしています(窯から引き出し、この後水冷却を行います)。   写真で茶碗の周りに張り付いている黒い棒状の物...
  • 窯から引き出す

    楽焼の醍醐味/窯から引き出す瞬間/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/06/16
    楽焼の醍醐味は、やはり器を窯から引き出す瞬間の臨場感ではないでしょうか? 真っ赤に熱した器を引き出すときの緊張感は、楽焼特有のものだと思います。 通常の窯ですと、1200℃に達した窯の扉を開けて・・・器を取り出すという選択肢そのものがありません(火傷や火災のリスク大)。 その点小さな楽窯は、窯の上部が耐火断熱レンガを置いただけの構造(焼成時、煙突の機能として使う部分)なので、レンガを移動して容易に器...
  • 黒楽の表現

    楽窯で焼く黒楽の表現/同じ茶碗はできない/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/05/18
    楽窯で焼く黒楽の表現は実に奥深いモノがあります。 黒楽は、元来一碗づつ焼きますので・・・基本的に同じ茶碗はできませんね。 毎回炭の炎の状態が変わりますので、再現性は極めて低く、同じ茶碗ができない反面、毎回違う感動が味わえる焼成でもあります。   中でも一番焼成結果への影響力が大きいのは、茶碗を窯から引き出すタイミングです。 やまざ器の楽窯は、一応温度計をつけて温度管理していますが・・・温度...
  • 楽焼の白い茶碗を焼く

    楽焼の白い茶碗/白楽茶碗を焼く/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/05/03
    楽焼の白い茶碗作りのお話になります。 楽焼と言いますと、黒楽と赤楽になりますが、白土に透明釉を掛けて焼けば、白い茶碗が焼成できます。 ちなみに・・・赤楽は、赤土に透明釉を掛けて焼いた焼き物です。    結果は写真のような出来栄えですが・・・ちょっと失敗作ですね(泣)。 もう少し明るい白系の色と、貫入がしっかりと入った茶碗をイメージしていましたが・・・なかなか上手く行かないモノです。 失敗の...
  • 漆黒の黒楽茶碗焼成

    漆黒の黒楽茶碗焼成/楽窯のミステリー/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/04/19
    久しぶりに漆黒の黒楽茶碗の焼成ができました。 黒い茶碗と言いましても・・・なかなか思ったような黒色が出ないので・・・「楽窯のミステリー」と呼んでいます(笑)。 自分好みの黒は・・・光沢の無い・・・吸い込まれそうな・・・漆黒の黒です。 今回の楽窯焼成は、いい感じで焼成できた気がします。 茶碗に・・・エネルギーを感じるような焼き上がりでした。   さいたま市の「やまざ器」では、もう何百回も楽窯焼...
  • 楽焼体験半日コース

    楽焼体験半日コース/楽窯でぐい呑を焼く/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/02/27
    本日は、楽焼体験でご来店頂いたお客様のご紹介です。 焼き物の本場、栃木県の益子からお車でいらっしゃいました。 陶芸のご経験者で・・・楽焼に興味を持たれていたそうです。 今回は、やまざ器側が用意した素焼き品をベースに釉がけし、楽窯での焼成をご経験されました。 「楽焼体験半日コース」です・・・時間にすると施釉含めて3時間のご体験です。 焼成されたぐい呑は、その場でお持ち帰りできますので・・・実に達成...
  • 楽茶碗の削り工程

    楽茶碗を成形する/削り工程/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/02/18
    楽茶碗を成形する場面の中で、特に削り工程部分をご紹介いたします。 過去の投稿にもありますように、楽茶碗は「手捏ね」による成形を行い、生乾き〜半乾きの状態で、ヘラによる削り工程が必ず入ります。 粘土の重量にすると、手捏ね成形時1kgでスタートした粘土は、削り終了後は400g程度(もっと軽くする場合もあります)になりますので・・・半分以下の重量まで削りこんで形を仕上げていきます。   この削りの工程は...
  • 手捏ねで茶碗を作る

    手捏ねによる茶碗成形/楽焼体験フルコース/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/02/11
    本日は、手捏ね成形による楽茶碗作りのお話です。 聴き慣れない言葉かもしれませんが、楽茶碗は、手捏ね(てづくね)で作ることを基本にしています。 「手捏ね」が陶芸で通常行われる玉作りと大きく違うのは・・・平板に粘土を伸ばして・・・パンケーキのような状態から、角を持ち上げるように成形していくところです。 ただもう少し厳密に説明するならば・・・表面上の成形手法の違いではなく・・・自身の手の平を使って、...
  • 楽焼陶芸体験

    楽焼陶芸体験/黒楽茶碗を焼く/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/02/01
    本日は、楽焼陶芸体験に挑戦したお客様のご紹介になります。 楽焼体験は、およそ2種類の分類ができまして・・・900℃前後の低火度焼成と1200℃を超える高火度焼成です。 今回のお客様は、黒楽の抹茶碗焼成をご希望されていましたので・・・1200℃を目標温度に設定し、炭火焼成を行いました。   黒楽茶碗と言いますと・・・加茂川石粉をベースにした施釉を行い、1200℃での焼成を行います。 ところが実際には・・・炭火で...
  • 楽窯で窯変を楽しむ

    楽窯で楽しむ窯変/想定外の色合い/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/01/30
    本日の投稿は、「楽窯で楽しむ窯変」についてです。 楽焼は、器の真下で炎を扱い、直接炎の影響が器の仕上がりに影響を及ぼす・・・なんとも直接的、直感的な焼成方法です。 炎の状態は、時事刻々と変化し・・・酸素を十分に取り込んだ酸化炎から、酸欠の状態でくすぶりながら燃える還元炎、そして両者が入り混じった中性炎など・・・複雑な燃え方で焼成される場合がほとんどです。   ですので、一般的に言われる「窯変...
  • 楽焼で多彩な表現を楽しむ

    楽焼の施釉/多彩な表現を楽しむ/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/01/28
    本日は、楽焼の施釉(釉がけ)について、基本的な項目を書きたいと思います。 まず楽窯を使って楽焼を行う訳ですが、焼成温度の違いで大きく別れます。 要するに、1000℃以下の焼成か? 1000℃以上の焼成か?ですね。  900℃〜950℃での焼成なら、低火度で溶ける楽焼専用の釉薬が必要です。 市販されている楽焼用の釉薬は、透明釉をはじめ、色着きの釉薬も900℃程度で溶け始める素性になっていますので、気楽に施釉と焼成が...
  • 楽窯の試運転

    楽窯の試運転/楽焼は楽し/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

    2020/01/21
    去年の暮れに、やまざ器作業場の改築をしてから、やっと楽窯の試運転ができました。 楽窯の移設は、かなり前に完了していたのですが・・・排気ダクトやフードの取り付けが、ようやく完了しましたので(自分でコツコツ作業して作りますので)・・・試運転を試みました。   以下は、細かい内容になりますので・・・必要により読み飛ばしてくださいね。   今回の試運転の目的は、窯から出た火の粉や灰の飛散状態の確...
  • 楽窯の移設

    楽窯の移設/さいたま市やまざ器

    2019/11/07
    先日より作業場の使用環境向上を目指して窯や機材の移動を行っています。今回は、楽窯の移設を話題にしたいと思います。 楽焼を焼成する楽窯ですが・・・実際には色々な形の窯があります。 しかし原理的には炭の炎を使って焼成する直炎式の窯なので、構造的にはどれもシンプルです。 さいたま市のやまざ器では、耐火断熱レンガを積んだだけの超単純構造なので・・・移設と言っても・・・簡単に出来てしまう良さがありますね...
  • 黒楽茶碗の表情

    釉薬の溶ける瞬間/少し変わった黒楽茶碗の表情

    2019/09/02
    釉薬の溶ける瞬間を本日のブログ投稿にしたいと思います。かなりマニアックな内容なので、興味のある方はご確認くださいね。 →釉薬の溶ける瞬間を肉眼で確認できる楽窯焼成の一場面です。写真は俗に言う黒楽の焼成が完了した一コマですが・・・釉薬に用いる加茂川石粉(単味)は、筆塗りで数回に分けて、筆塗り→乾燥→筆塗り→乾燥を繰り返して行くと・・・際限なく厚く施釉することができます。 ただし一定の厚さになると・・...
  • 獅子像完成

    獅子像の本焼き完了/さいたま市やまざ器

    2019/08/29
    獅子像の本焼きが完了しました。楽窯を拡張して獅子像が入る大きさに変更し、無事に焼成できました。やはり楽窯の醍醐味は、焼成する作品の焼き上がる状態を自分の目で確認できる点ですね。 炭火の炎が獅子像にまとわり付きながら上部の煙突(最上部のブロックの隙間)から抜けて行く様は・・・感動します。 毎回同じような記述になってしまい、恐縮なのですが・・・ 毎回の感動を繰り返しながらも・・・飽きることはあ...
  • 楽窯拡張で獅子像を焼く

    楽窯拡張で獅子像を焼く/埼玉で陶芸

    2019/08/26
    先日素焼きまでたどり着いた(素焼きは電気窯で実施)「獅子像」ですが、いよいよ本焼きを実施すべく「楽窯の拡張」を行いました。「やまざ器」の楽窯は、茶碗を焼く大きさに特化していますので・・・獅子像が物理的に入らないので、収まる大きさに変更しています(写真の様子)。 楽焼は、京都の楽家の窯を含めて、一品一品手焼きによって焼いていく少量生産窯なのです。大量生産を前提にした大型の登り窯などと比較すると...
  • 雨雲再焼成

    茶碗を焼き直してみる/さいたま市

    2019/08/25
    本日は、茶碗の焼き直しについて書いてみたいと思います。先日焼いた光悦の雨雲イメージの茶碗ですが、釉が薄めにしか乗っておらず、あっさりし過ぎた焼成結果だったので、それを再焼成したお話になります。手法は前回の焼成と同じで、加茂川石粉の単味で追加施釉し、楽窯に蓋付きのサヤを入れてその中で焼成します。ですのでポイントは加茂川石粉を、「どこに」「どの程度」乗せていくのか?と言うことになります。   光...
  • お茶には黒い茶碗

    お茶には黒い茶碗が似合う/さいたま市

    2019/08/18
    抹茶にしろ緑茶にしろ、「お茶を味わって飲みたいなあ〜」と言うときは、何故か「黒い茶碗」が似合いますね。 理由はいくつかありますが、まずお茶の緑に黒い茶碗がぴったりと合うことです。色合いというのは、人の感性に直接訴えてきますので、理屈ではなく・・・しっくりと合うのですね。特にあまりテカテカした黒ではなく、少しマットでカセた感じのする黒が一番合うような気がします。   次なる理由は、茶碗の形です...
  • 楽焼の醍醐味

    楽焼の醍醐味/さいたま市で体験

    2019/08/16
    本日は、楽焼の醍醐味について書いてみたいと思います。 何と言っても、楽焼ほど焼き物の臨場感を味わえる焼き方はありませんね。 目の前にある小さな窯に炭を入れて着火し、ぐんぐん窯の温度が上がり、1時間たつと1000℃くらいまで行くので、煙突の隙間から茶碗を覗くと、もう真っ赤になっているのが見えます。さらに温度を上げるために、燃焼室に空気を送り込みます(やまざ器では、エアコンプレッサーによる送風です)。す...
  • 黒楽雨雲風茶碗の焼成

    黒楽・雨雲風茶碗の焼成/さいたま市

    2019/08/14
    久しぶりに黒楽茶碗を焼きました。夏場の楽焼は、直接炭火を扱うので窯場の室温が上がってしまい、それ相応の覚悟が必要ですね。 今日現在、超大型の台風10号が接近していて、豪雨が降ったり止んだりの天候ですので、なおさらです。・・・とは言え、楽茶碗の素焼きベースが貯まってきたので、意を決して焼成に踏み切りました(笑)。 今回焼成するのは、フルサイズの黒楽茶碗で、光悦の「雨雲」イメージで粘土成形したもので...
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