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長次郎の獅子像作りに挑戦

2019/07/09
獅子像成形中

2、3年前に上野の美術館に楽家の作品が一堂に集まった展覧会がありました。「茶碗の中の宇宙(楽家一子相伝の芸術)」というタイトルで開催され、ご覧になった方も多かったと思いますが、エントランスを入ってすぐに、「二彩獅子」という名前で初代長次郎の獅子像が展示してあり、度肝を抜かれた記憶があります。

この「二彩獅子」は、俗に「獅子瓦」とか「獅子像留蓋瓦」とか呼ばれているもので、威嚇する激しい獅子の気迫が強烈に伝わってくる作品です。 長次郎は瓦職人であったと伝えられていますので、利休茶碗を作る前は、このような激しい像を作っていたのですね。

 

あの獅子像を観た時の衝撃はハンパなかったですね・・・確か獅子像のすぐ後に「大黒」が展示されていた気がしますが、同じ作者が作ったとは思われない「落差」に、これまた驚かされました。

まあ、それ以来、長次郎の「獅子像」や「黒楽」に対し特別な好意を持って接していますが・・・

今回は、無謀にも「長次郎の獅子像」を自分で作ってみようとチャレンジしてみました。

以下は簡単な状況説明になります。

 

当時使われた聚楽の土はないので、市販品の赤土で成形を始めました。

興味の対象は・・・獅子のあの表情は「どうやって作るの?」ですが、全身から伝わってくる、あの今にも飛びかかってくるような動きのある臨場感も出したいので・・・なかなか困難な作業になりますね。

今回の成形では、獅子の腹の下に支柱を入れて支えながら、全体のイメージ作りを行いました。

まだ荒削りの段階ですが・・・「犬」か「狛犬」くらいの感じにしかなりませんねえ〜(笑)

ただ、粘土がまだかなり動かせるので、様子をみながらレベルアップを図って行きたいですね。

実際にやってみると、気付く部分も多々あるので勉強にはなります。

今後上手くいったらまた投稿してみます。 ではでは 今回もご確認ありがとうございました。