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楽窯で楽しむ窯変/想定外の色合い/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

2020/01/30
楽窯で窯変を楽しむ

本日の投稿は、「楽窯で楽しむ窯変」についてです。 楽焼は、器の真下で炎を扱い、直接炎の影響が器の仕上がりに影響を及ぼす・・・なんとも直接的、直感的な焼成方法です。 炎の状態は、時事刻々と変化し・・・酸素を十分に取り込んだ酸化炎から、酸欠の状態でくすぶりながら燃える還元炎、そして両者が入り混じった中性炎など・・・複雑な燃え方で焼成される場合がほとんどです。

 

ですので、一般的に言われる「窯変(ようへん)」が、ごく普通に起こる焼成方法です。

楽窯の焼成条件は、燃料に使う炭の出来栄えで変わりますし、その日の天候(気圧や湿度)にも直接影響されますので・・・逆に言うと、極めて再現性の乏しい焼成方法かもしれませんね。

同じ楽窯でも、炭の配置によって・・・炎の燃え方、通り道が変わりますので・・・同じ焼成条件は・・・おそらく皆無だと思われます。

 

写真の茶碗は、織部釉(透明釉ベースで酸化銅を7%添加)のみで施釉した茶碗を焼いたものです。 織部釉は、酸化で緑、還元で赤に発色する釉薬ですが・・・楽窯の炎で焼成すると・・・実に複雑な色合いに焼き上がります。

炭火の炎の状態に合わせて・・・微妙に色合いが変化し、緑や赤、黄色、茶色、こげ茶、黒など・・・想定外の色合いが実に複雑に絡み合った表情を見せてくれます。

楽窯の窯変は、使用する土の鉄分量にも影響されます・・・白土や赤土、両者のブレンド土など・・・組み合わせはほとんど無限大になりそうですね。

 

さいたま市のやまざ器では、楽窯の1日体験や、粘土成形→釉がけ→焼成 のフルコースを楽しむプランなど・・・ご希望を反映した内容で実施させていただいております。

お気軽にご参加できますので、ご希望の内容、ご予約日時など お知らせくださいませ。