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漆黒の黒楽茶碗焼成/楽窯のミステリー/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

2020/04/19
漆黒の黒楽茶碗焼成

久しぶりに漆黒の黒楽茶碗の焼成ができました。 黒い茶碗と言いましても・・・なかなか思ったような黒色が出ないので・・・「楽窯のミステリー」と呼んでいます(笑)。 自分好みの黒は・・・光沢の無い・・・吸い込まれそうな・・・漆黒の黒です。 今回の楽窯焼成は、いい感じで焼成できた気がします。 茶碗に・・・エネルギーを感じるような焼き上がりでした。

 

さいたま市の「やまざ器」では、もう何百回も楽窯焼成していますが・・・

これほど、飽きのこない焼成方法も珍しいですね。 要するに・・・毎回予想外の結果が出てくるので・・・興味がつきません。

その理由は・・・炭を使った直炎型(言葉が正しいかどうか?わかりませんが)の焼成方法にあると思います。 焼成する素材の真下で炎が暴れますので・・・炎のコントロールは不可能です。 できることは、作品の配置や炭の配置を考えること。また送り込む空気量のコントロールです。

ただしそれらも・・・炭の出来栄えによってバラ付きますので・・・電気窯の安定した焼成結果を考えると・・・対極にある焼成方法です。

 

黒楽は、使う釉薬についても・・・頑として・・・加茂川石粉単味です。

過去には何度も、長石を混ぜたり、灰を入れたりしていましたが・・・どうも、しっくりした焼成結果にならず・・・やはり加茂川石粉の単味に戻ってしまいます。 

その代わり、焼成と冷却の変化をつけることで、好きな黒色の焼成を目指しています。

 

写真の茶碗は、楽窯の中に蓋付きのサヤを入れて、その中で焼いていますが・・・常に「楽窯のミステリー」が発生いたします。 サヤの中は、還元雰囲気と超還元雰囲気が混在している感じです。 還元雰囲気では、マットな艶消しの肌になりますが・・・超還元だと、器の表面に炭化が起こってきて、ざらざらした黒色の焼き肌になります。

 

さいたま市の「やまざ器」では、焼き物作りを楽しめますよう・・・

色々なチャレンジを進めています。  ご一緒に「焼き物ライフ」を楽しんでいきましょう。

ご確認、ありがとうございました。