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楽焼の白い茶碗/白楽茶碗を焼く/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器

2020/05/03
楽焼の白い茶碗を焼く

楽焼の白い茶碗作りのお話になります。 楽焼と言いますと、黒楽と赤楽になりますが、白土に透明釉を掛けて焼けば、白い茶碗が焼成できます。 ちなみに・・・赤楽は、赤土に透明釉を掛けて焼いた焼き物です。 

 

結果は写真のような出来栄えですが・・・ちょっと失敗作ですね(泣)。

もう少し明るい白系の色と、貫入がしっかりと入った茶碗をイメージしていましたが・・・なかなか上手く行かないモノです。 失敗の原因は、釉薬の調合です。 少し雑味のある土灰を混ぜて透明釉を作りましたが・・・雑味が強調されて、濁った色合いに焼成されましたね。

 

貫入については、楽窯での焼成→引き出し後、籾殻や枯れ葉の入ったバケツに投入して、炭化を施しました。 炭化は、急速な強還元になると同時に、急冷にもなりますので・・・急速に冷える茶碗は・・・「ピキピキッ」と音を出しながら冷えていきます。 その時に貫入が入るのですね。 炭化による炭素が貫入に入って、ラインが出来上がります。

写真では、もう少し炭化の時間を引き伸ばして、貫入を入れても良かったかもしれません。

 

楽焼で作る茶碗は、焼成の醍醐味を直接味わえる点で、素晴らしい焼成方法だと思います。 さらに、1点づつ茶碗を焼いていきますので・・・その緊張感、臨場感は最高ですね。

 

昨今、コロナのご時世的には・・・

楽焼もWEB上のネットで楽しむ時代が来るかもしれません・・・

ただ、焼成時の熱気や、匂い、緊迫したアクションなど・・・やはり、リアルでの焼成・実行がピンと来ますね(笑)。 

 

さいたま市の陶芸てん陶芸教室「やまざ器」でした。