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楽焼体験/楽窯の移設中/さいたま市浦和の陶芸教室

2021/09/13
楽窯の移設中

今回は、久しぶりに楽焼に関するお話です。 と言いますのも・・・2020年末で楽焼体験サービスは終了させていただいていました。 ところが終了後もお問い合わせや体験希望のお客様が結構いまして・・・2021年9月15日より再開する運びとなりました。 今までは、屋内の窯場の一角に楽窯を設置していましたが、窯場が手狭になってきたこともあり・・・屋外のスペースに場所を移しました。 以下、楽窯移設の様子です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、楽焼は炭を燃料にして1品1品焼き上げていく、古来からある焼成方法です。 黒楽など、抹茶のお茶碗を焼くことが有名ですが・・・実際には、窯内の温度を1200℃以上に上げていくことや、釉薬などのバリエーションで、色々な種類の焼き物を独特の風情で焼き上げることが可能です。

 

やまざ器が使っている楽窯の構造は至ってシンプルです。 写真のように、土台部分に一般のブロックを並べます。 次に一般ブロックの上に耐火レンガを並べ、窯の底面として使います。 そして本体部分は耐火断熱レンガ(ISOLITE:LBK-28相当)を積み上げていく手法です。

 

写真では、240mm×240mmの棚板をベースに、1段目のレンガを詰んだ場面です。 炭の着火や温度上昇用に使うガスバーナー通路をこの時に決めておきます。 あとは、3段目まで耐火断熱レンガを積めば完成です。最上部に煙突を兼ねて開け閉めできるレンガをおきます。

 

黒楽焼成のご希望が多いのですが、黒楽の場合、楽窯内にサヤを入れて、その中で焼成します。 サヤ内の温度が安定するので、黒釉(加茂川石粉)が綺麗に溶けてくれます。 

 

楽焼は、炭の炎をうまくコントロールして焼き上げます。 焼成時間は2時間! 焼成のたびに感動がありますね!