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さいたま市で楽焼体験/黒楽茶碗を成形/やまざ器
2021/11/17
楽焼体験のご紹介です。 お茶を習っているお客様が、ご自身でお茶碗作りに挑戦するお話です。 楽茶碗にご興味があり、やはり黒楽茶碗を自分で作ってみたい!とのことでした。
体験の初日は、粘土成形です。 楽焼用の専用の粘土を使います。 炭火による急加熱、急冷却に耐えるような粘土ですね。 作り方は、「手捏ね(てずくね)」と言われる独特な成形方法をつかいます。 粘土をパンケーキのように円形の板状に引き伸ばし、周囲を持ち上げてお茶碗形状に仕上げていきます。 手ロクロを必要により使いますが、自分の手のひらで抱えながら作り込むところがポイントになります。
粘土が半乾燥したところで、削り工程に入ります。 1kgで粘土成形をスタートしたお茶碗は、削りが終わる頃には、半分以下の重量になるまで削り込んでいきます。 やはり手のひらで形を確認しながらの作業になります。
楽茶碗作りは、前半の粘土成形と削り、後半の炭火焼成に別れます。 どちらも特有の楽しさがありますが、直接炭火の炎を見ながら焼き上げ、真っ赤に焼けた茶碗を引き出す焼成場面は、楽焼のクライマックスかもしれません。
やまざ器では、随時楽焼体験のご予約を受け付けております。 ご興味のあるかたは、お問い合わせくださいませ!(お問い合わせフォームや直接お電話ください。)