陶芸作業場環境/手洗い用のシンク/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器
陶芸作業場環境の中でも結構大切な役割を持つ、手洗い場と手洗い用のシンクについてご紹介させていただきます。 もともとは、自作した大型の花びら型のシンクを設置する予定だったのですが・・・還元焼成時に、大クラックが入り・・・泣く泣く採用を諦めていました。 すぐに作り直すつもりでいましたが・・・なかなか再製作する時間が取れません。 結局のところ先日、ホームセンターで、屋外用のシンクを買って、設置してしまいました。 今までは、簡易的な水タンクとオイル缶のような容器で手洗い場にしていましたので・・・大幅な作業効率の改善が図れました。 陶芸教室や陶芸体験のお客様にも喜んでいただいています。
水道を引いたり、排水工事は、自分でやっていますが・・・特に問題はありません。
建屋の外にある外部の水道から、ホースやジョイントを使って作業場内に水を取り込んでいます。 最近は、ホームセンターで豊富にDIYキットが出ていますので、たいていの工事は自分でできてしまいます。 蛇口もシンクに合わせたボルトオンの商品がありましたので、それを使っています。
排水方法については・・・少々工夫をしました。
陶芸作業の排水は、粘土のカスや釉薬など、結構な泥モノが出てきますので・・・そのまま排水管に流すのは気が引けます。 やまざ器では、釉薬に有害金属は使っていませんので、環境的な問題はないと思いますが、排水管が時間の問題で詰まってしまいます。 そこで、シンクから流れ出た排水を一度キャッチタンクに治め、その上澄みだけを排水管に流すようにしました。 キャッチタンクの泥が一杯になったところで、それは畑や林の土に戻します。
粘土も、釉薬も、元来大地の泥から作られていますので・・・循環方法としては良さそうな気がしますね。 しばらく様子を見ることにしています。
昨年度の作業場のリフォームから始まり、手洗い用のシンク設置が完了しましたので・・・これで予定していた工事は全て完了しました。
引き続き さいたま市の「やまざ器」をよろしくお願いいたします。