SIGHTSEEING窯場巡り
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タヌキの里信楽/さいたま市の陶芸やまざ器
2019/12/10今年はNHKの朝のテレビ番組「スカーレット」でお馴染みの、滋賀県甲賀市信楽のご紹介です。 写真は何年か前に訪れた時のものです。 とにかく町中に「タヌキ」が多いので・・・一種独特な雰囲気の街です。 現在、日本各地に窯元が多く存在しますが・・・信楽はある意味別格な存在ですね。 陶芸に関する歴史が圧倒的に深いエリアですし・・・現在も陶芸材料を全国に搬出している地域です。 関東からですと・・... -
しびれるぜ、桃山にしびれた/さいたま市陶芸
2019/10/07六本木のサントリー美術館で開催されている「しびれるぜ、桃山」展に行ってきました。展示の内容は素晴らしいモノでした。会場は3つに別れていて、見応えのある作品が勢揃いしていました。 展覧会のキャッチフレーズで「しびれるぜ、桃山」をうたっていましたが・・・ホントしびれましたね!(笑)。 副題が「美濃の茶陶 黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部」となっている通り、桃山時代の茶陶作品を鑑賞しやすい順番で展示して... -
木彫りレリーフと陶芸/さいたま市陶芸
2019/09/20普段お世話になっている珈琲豆屋(さいたま市緑区宮本)さんにお邪魔しました。 やまざ器のお客様にお出しする珈琲の豆を仕入れに行ったのですが、ご主人とお話が進んで・・・木彫りのレリーフの話題で盛り上がりました。 写真は、ご主人が製作中の木彫りの葡萄のレリーフです。 ご主人は、当然、珈琲のプロでありますが・・・木彫りの作品作り講習会を月に二度開催している木工の職人さんでもあります。 横長の無... -
さいたま市通船堀の竹藪/陶芸
2019/08/20最近運動不足を懸念して近所を散歩しているのですが、「見沼通船堀」というところに思いも知らぬ大きな竹藪があることを発見しました。「やまざ器」はJR浦和駅と東浦和駅の中間的な場所に位置しているのですが、「通船堀」は東浦和駅の至近にあって驚きでした。 竹藪と言うと、陶芸とは直接の関係はないのですが・・・何故か心に響くものを感じてしまいます。 「なんでかなあ〜?」と思い出してみても、子供の頃過ごした... -
焼き物実践ガイド/陶芸書籍のご紹介
2019/08/17本日は焼き物に関する書籍のご紹介です。「焼き物実践ガイド」と言う書籍で「樋口わかな」氏による2007年の発行です。 本書は、数ある焼き物を取り上げた本のなかで・・・焼き物全般を理論的に説明した唯一無二の書籍ではないでしょうか?・・・と言いますのも、地学の基礎知識から始まり、焼き物の基礎的な原料のお話、粘土の性質や乾燥や焼成のメカニズムなどを分かり易く説明してくれます。 本書はさらに、釉薬の話に進み... -
ルーシー・リーのピンク
2019/08/13先ほど、ルーシー・リー展(2010年)の目録を観ていて、目を引いたページがあったのでブログの記事として投稿してみます。 それは、ルーシー・リーの1980年頃の作品と言われる「ピンク線文鉢」のページでした。多分どこかで写真を見たと思われる人も多いと思われますが・・・鮮やかなピンク色と独特の形状をした器です。 彼女は、確か93歳の生涯の間に、色々な焼き物作りにチャレンジしていますが、自分のスタイルを模索する... -
横浜美術館の原三渓展見学
2019/08/05月曜日は「やまざ器」の定休日と言うことで、横浜美術館で開催中の「原三渓展」の見学に行ってきました。むちゃくちゃ暑い日になりましたが・・・真夏の青空が綺麗で、桜木町駅、みなとみらい、横浜美術館含め非常に印象の良い一日になりました。 原三渓は、実業家、古美術の収集家、芸術のパトロン、茶人、アーティストなどで紹介されている人物ですが、今回の展示品は、大変に洗練された作品が多く、展示場内をぐるぐると何... -
【さいたま市緑区を散歩】陶芸教室
2019/06/17本日はお天気も良く、月曜日で【やまざ器】の定休日ということもあり、さいたま市緑区の見沼用水を散歩しました。 付近は緑が多く、季節ごとの色合いを楽しむことができる場所が多いです。 ここで、「さいたま市」を少しだけご紹介すると・・・20年ほど前、浦和市、大宮市、与野市が合併し「さいたま市」となり、その後政令指定都市を経て、今現在人口が125万人の大きな街となりました。 さいたま市は、若い人の流入が続... -
【玄関でモアイ像がお出迎え】陶房訪問
2019/06/13本日は千葉県八街市にある友人宅の陶房にお邪魔しました。 玄関には「モアイ像」や大きな壺や鉢などが並び、一見して焼き物屋の陶房であることがわかりますね。 敷地内は十分に広く、作業場やギャラリーの建屋をはじめ、それぞれの窯用に小屋が設置されています。 他に粘土や資材の保管庫や、家庭菜園の畑やピザ窯まである充実ぶりです。 なんとも羨ましい作陶環境ですね。 当方は、普段さいたま市【やまざ器】の定... -
【第72回創造展】陶芸作品を鑑賞する
2019/05/22本日は、上野の東京都美術館で開催されている「第72回創造展」におじゃまいたしました。会期が5月21日〜5月27日なので、ご都合が会う人は鑑賞されると良いと思います。 創造展は、洋画、日本画、染織画、彫刻、陶芸の5部門で構成されています。美術館の2Fに場所がセットされていて、入り口を入ると、絵画関係から順番に鑑賞できる並びになっていて、陶芸作品は、一番最後に鑑賞できる段取りになっています。 陶芸関... -
【穴窯の窯入れのご紹介】
2019/04/27さいたま市で陶芸をしてます【やまざ器】です。 本日は、埼玉県朝霞市にある「丸沼芸術の森」の「穴窯の窯入れ」に立会いましたのでご紹介させていただきます。 都内の陶芸クラブが主催するイベントに参加できる機会を得たので、勉強を兼ねて参加させていただきました。近場に薪で炊ける貴重な窯があるので、ありがたいお話です。 穴窯と言うのは、近代的な電気窯を例にとると、まるっきり逆行した原始的な窯の構造を... -
さいたま市で陶芸【セトモノの街】
2019/04/09さいたま市緑区で陶芸をしてます【やまざ器】です。最近はあまり使われなくなった言葉かもしれませんが、「セトモノ」って分かりますか? 自分が子供の頃は、「焼き物」を総じて「瀬戸物(セトモノ)」と言っていました。 今回ご紹介するのは、ブログの「窯場巡り」の一コマとして、「セトモノ」の街、愛知県瀬戸市にある「窯垣(かまがき)の小径(こみち)」です。 写真の石垣は、昔撮った写真ですが、よくパンフレッ... -
埼玉で陶芸【大宮第2公園陶器市最終日】
2019/03/17埼玉で陶芸をしてます【やまざ器】です。本日(3/17)が大宮第2公園陶器市の最終日だったので、ちょこっとお邪魔してきました。初日の開催日(2/23)に比べると駐車場もだいぶ余裕があり、イベントもいよいよ終了という雰囲気でしたね。3週間以上の期間だったので、関係者の方々はご苦労さまでした。 日本中の焼き物の産地の品々が一堂に集まる催しなので、相当数のお客さんが集まったのだと思います。 今日の最終... -
埼玉で陶芸【やまざ器】大宮第2公園大陶器市
2019/02/23さいたま市緑区で陶芸の【やまざ器】です。本日は、大宮第2公園で開催されている「大陶器市」にお邪魔しました。毎年2月の中頃に「梅まつり」と題して陶器市が行われています。全国の窯元さんが商品を持ち込むので、品数は相当なものです。九州や山口からもエントリーしているので、ホントご苦労さまですね。 お客さんの数も相当なものです。本日10:00よりオープンですが、すでに全ての駐車場が満杯でした。 これだけ焼き物に... -
さいたま市の陶芸【やまざ器】常滑の土管坂
2018/11/21さいたま市で陶芸の【やまざ器】です。今回は、愛知県常滑(とこなめ)市の「土管坂」の紹介です。【やまざ器】と「土管坂」は、直接の関係はないのですが・・・全国の焼き物の街を巡る中で、印象に残る特徴的な風景として常滑の「土管坂」も外せないと思っているからです。 常滑と言うと現在では「急須」の一大産地になっていて、どのショップを回っても「急須」が必ず置いてありますが、今回紹介する「土管坂」は、常滑駅か... -
埼玉で陶芸のやまざ器:世界一タヌキの多い場所
2018/11/11さいたま市の「やまざ器」です。今回のブログは、「世界一、タヌキの多い焼き物の里」の紹介です。「人の数よりタヌキの数の方が圧倒的に多い場所!」・・・それはズバリ・・・滋賀県の信楽(しがらき)を置いて他にはありません! 滋賀県の信楽は近隣に京都の京焼、三重県の伊賀焼など、歴史があり、そうそうたる焼き物の里があるのですが、ことタヌキの焼き物となると、信楽を置いて他にはございません。 他県から滋賀県信...