BLOG

木彫りレリーフと陶芸/さいたま市陶芸

2019/09/20
木彫りレリーフと陶芸

普段お世話になっている珈琲豆屋(さいたま市緑区宮本)さんにお邪魔しました。 やまざ器のお客様にお出しする珈琲の豆を仕入れに行ったのですが、ご主人とお話が進んで・・・木彫りのレリーフの話題で盛り上がりました。 写真は、ご主人が製作中の木彫りの葡萄のレリーフです。

ご主人は、当然、珈琲のプロでありますが・・・木彫りの作品作り講習会を月に二度開催している木工の職人さんでもあります。

 

横長の無垢板を削り出している最中でしたが・・・陶芸で言うと、陶板を製作している場面とほとんど同じ状況に感じました。 平面の板(陶芸では陶板)に立体的に景色を彫り込んでいく作業ですが、浮き彫りにしていく工程は、ほとんど同じ感覚です。

 

ご主人は、木の板に模様を彫り込んでいますが・・・粘土の板に模様を彫り込めば、焼き物として立派な作品になりそうな感じです。 近いうちに木彫りと陶芸のコラボが実現するかもしれません? 楽しみです。

 

工芸品を作る観点で言うと、取り組む材料の違いはありますが、基本的な感性は同じなのかもしれませんね? 日本古来の美しい形や色合いは、その分野や時代に関わらず存在していますし、作者の美に関する目線は、やはり共通の流れがあるような気がします。 これからの共創が楽しみに感じた瞬間でした。

ありがとうございました。