TOOLS道具
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絵付けの作品に合わせたスタンド/絵付け教室
2022/03/22絵付け教室の生徒さんの様子です。 今回は、絵付けの作品に合わせて作業性を向上させるスタンドのご紹介です。 上絵付けの作品もお皿やカップなど多岐にわたりますが、写真のような縦長の花入の場合、作品を固定するスタンドが必要になります。 縦長の花入の表と裏にびっしりと花柄を描きますので、手で押さえるのも時間的に限界があり不安定です。 そこで花入の形に合わせたスタンドをその場で作り、使っていただ... -
電動ロクロの作業環境/使い易く掃除が楽/やまざ器
2021/06/05本日は、使い易く掃除が楽な・・・電動ロクロの作業環境について書いてみます。 やまざ器の作業場はそんなに広くないので(はっきり言って狭い)、ロクロの作業場も工夫しながら使っています。 使っているロクロはシンポのRK-3Eです。 無振動、無騒音なので室内での使い勝手が良いロクロです。 テーブルの回転速度は、設置位置が自由に選べる別体のペダル操作で行います。 ロクロの作業環境は、写真のように通常は... -
ご自宅で陶芸/陶芸作業台を作る/さいたま市のやまざ器
2020/09/30最近ポツリポツリとご自宅に陶芸作業台を設置するお客様がおられますので、本日は、ご自宅用の陶芸作業台を作るポイントなどを書いていきます。 日曜大工で簡単に作れますので・・・ご参考にどうぞ。 陶芸作業台と一般のテーブルや机との違いは・・・台の剛性(しっかり感)です。 陶芸は、粘土をこねる場合(一般的に言われる菊練りなど)、自分の体重をかけての作業になりますので、体重をかけたときにガタついた... -
安価な材料で手ロクロを自作する/さいたま市浦和の陶芸教室
2020/09/24本日の投稿は、手ロクロの自作についてです。 ネットやホームセンターで入手できる安価な材料を使って手ロクロを自作するお話です。 最近は、自宅で過ごす時間が増える傾向にありますので・・・ご自宅で陶芸を楽しんではいかがですか? 粘土成形する場合、手ロクロがあると粘土成形がたいへんやり易くなります。 ただ金属の手ロクロは、お値段が高いことと・・・重くてかさばるので・・・結構取り扱いに難儀します。... -
陶芸小道具ご紹介/手ロクロサイズ違い/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器
2020/05/19陶芸小道具で、何と言っても一番メジャーな手ロクロのご紹介です。 手ロクロと言いましても、サイズが色々あって直径が180mmから350mm程度まで市販されています。 写真上段の左は直径250mm、中央が180mmで共に一番使いやすいサイズだと思います。 手ロクロは、サイズが大きくなるほど、惰性で回る回転時間が増えて作業の幅が増えます。 しかし本体重量が重くて移動するのに苦労する傾向があります。 写真、上段の... -
ロクロ更新その後/シンポRK-3Eロクロ/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器
2020/04/30さいたま市の「やまざ器」では、去年の暮れにロクロをシンポRK-3Eに更新しました。 半年ほど使い混んでみた印象をお伝えいたします。 以前に使っていたロクロが、1世代前のロクロだったので、作動時の音がしない!振動がない! のは当たり前かもしれませんが? 実際に使ってみると・・・予想以上に快適に使えています。 もっと早く更新しておいた方が良かったですね。 まあ、なんと言っても・・・最大のメリット... -
作業場シンクの釉がけ/必要機材を自作/さいたま市の陶芸「やまざ器」
2020/01/13陶芸作業場(陶芸教室)で使う手洗い用のシンクの釉がけを行いました。 シンクそのものは、去年(令和元年)の11月位に素焼きまで完了していたのですが・・・なかなか時間が取れず・・・やっと釉がけを行うことができました。 作業場の手洗いは必須なので・・・必要機材として取り組んでいた内容です。 釉がけの写真から完成時の色は予測不能なのですが・・・ 水色をベースに、茶や焦げ茶、紫など、釉が流れながら... -
陶芸のカキベラを自作する/さいたま市陶芸
2019/09/17陶芸では必ず使うカキベラを自作するブログ投稿です。通常の場合、陶芸材料店で市販のカキベラを購入される方が大半だと思いますが、カキベラは消耗品なので、自分で作れるようになると、その後のメンテナンスや独自のカキベラが作れるようになるので、一味違った作陶ができるかもしれませんね?・・・要点をご紹介いたします。 自作する場合のポイントは、やはり歯の部分にどのような材料を使うか?ではないでしょうか... -
小型の手ロクロ/回転台を作る
2019/06/28陶芸では何かと手ロクロを使う場面が多いですが、本日の投稿は、「小型の手ロクロ/回転台」を自作するお話です。手ロクロの自作でキモになるのは、何と言っても回転を支えるベアリングです。以前何かの雑誌で記事が載っていて、ベアリングの型番をメモしておき、当時池袋の東急ハンズで買った気がします。 このベアリングを使うと、板2枚をビスで止めて張り合わせれば・・・即、自作の手ロクロが完成します。 粘土作業す... -
【楽焼の窯道具】自然釉を楽しむ
2019/06/02さいたま市で陶芸をしてます【やまざ器】です。 本日は「楽焼」で使う窯道具について、何点かご紹介させていただきます。「楽焼」は炭を焼いて温度を上げていく焼き方なので、通常の電気窯とは窯道具の様子も違いますので、違う部分に焦点を当てて説明していきますね。 まず写真の筒状の物体と3本の脚がついているモノです。 筒状の物体は「サヤ」と言われる道具土で作られている道具で、元々は薪窯で器を灰や燃え... -
【初めての陶印作りに挑戦】
2019/04/24さいたま市緑区で陶芸教室をしてます【やまざ器】です。 陶芸教室の生徒さんが陶印を作られましたので、その様子を「初めての陶印作りに挑戦」と題してご紹介致します。 「陶印」と言うのは文字通り「焼き物」でできた「印鑑」のことですね。 焼き物をひっくり返して裏を見ると・・・ハンコで押したような作者の印がある時がありますが、あれが陶印で押された作者名になります。 基本的にハンコと一緒で、読みやすい... -
埼玉で陶芸【ロクロ作業で鏡を使う】
2019/04/13埼玉で陶芸をしてます【やまざ器】です。今日は、「ロクロ作業で鏡を使う」お話です。今までロクロで鏡を使うという発想はなかったのですが・・・少し前に札幌の「橋本忍」さんのユーチューブを見て付けてみることにしました。 結果は上々ですね! 鏡をつけることは、道具と言えば道具ですが、百均でゲットした鏡をロクロの前にセットすれば準備完了です。 鏡の良いところは、実物を見る場合より、距離が2倍の離れ... -
さいたま市【陶芸で必須の小道具】
2019/04/12さいたま市緑区で陶芸教室をしてます【やまざ器】です。 陶芸作業をしていて無いと困ってしまうのは作業板ですね。陶芸は何かと板モノを使いますので、キレイに掃除された作業板が揃っていると、気分良く粘土成形ができるものです。 陶芸は、必ず粘土を使いますので、粘土をこねる為の板も必ず必要になります。 実際には、手びねりやタタラ成形の時に使う平板や、ロクロで使うカメ板など・・・形は多少違いますが、作業板は... -
さいたま市で陶芸【ロクロの防音防振対策】
2019/03/20さいたま市緑区で陶芸をしてます【やまざ器】です。古いロクロの防音&防振対策についての記事投稿です。今までコンクリートの土間に設置していた20年モノの電動ロクロ(シンポのRK-2X)ですが、やはり冬場の作業は寒いので(笑)・・・室内の板張りの部屋に移設した時のお話です。 板張りの部屋に移設すると、予想以上にロクロの騒音や振動が気になりました。 まず「ヴォ〜〜ン」というモーターか電源系の音?がム... -
埼玉で陶芸【粘土削りの小道具】
2019/03/14埼玉で陶芸をしてます【やまざ器】です。 本日の投稿は、粘土をカキベラで削る時の困りごとを解消する小道具の紹介です。特に名前はないと思いますが、自作して使っています。 困りごとは、粘土を削っているとカキベラに粘土の削りカスがこびりついて、削れなくなってくることです。 その削りカスを取り除く小道具の紹介です。 写真中央の物体がそれです。 木の台座に、形を変えて木のツノや、針金のツノを固定し... -
埼玉で陶芸【手ロクロを上手く使う】
2019/03/03さいたま市緑区の【やまざ器】です。今回は、器を手ロクロで削る場合のちょっとした便利アイテムの紹介です。 必要な量の粘土を手ロクロの上に乗せて、ビニールを被せて器の形に合うように成形します。その上にカップなどの削りの対象となる器を乗せて削って行くだけです。 この方法ですと、口縁部が丸でない形の器や、歪んだ形の器でも自在に芯出しの作業が容易にできます。 粘土にビニールを掛けてあるので、粘土が... -
埼玉で陶芸【小道具を自作する】
2019/03/02さいたま市緑区で陶芸をしてます山崎勝実です。【やまざ器】の屋号で、焼き物の販売と陶芸教室の運営をしています。今回は、陶芸で必要になる小道具を自作する投稿です。 陶芸で使う小道具と言っても数多くありますが、「カキベラ」の自作について焦点を絞りたいと思います。 写真は、「針」と呼ばれる出番の多い小道具ですが、陶芸材料店で一般的に売っている「針」は、使い込んで行くうちに「針」の金具が抜け落ち... -
埼玉で陶芸のやまざ器:粘土を削る道具
2018/11/16埼玉で陶芸のやまざ器です。 今回は、写真のように「粘土を削る道具」について、話を進めてみたいと思います。 一般的な器を作る陶芸では、粘土を成型した後に必ず「削りの工程」が入ります。これは、「手びねり」や「ひも作り」、「ロクロ成形」など、成形の手法に関わらず必要になってきます。 器である以上、座りを確保するための「高台」まわりを削る作業や、デザイン性を確保するための削り作業が必要になるからです。... -
埼玉で陶芸のやまざ器が、鍋を作る?
2018/11/10この一見、鍋のように見える物体は、楽窯での焼成時に使う「サヤ」です。やまざ器の楽窯は炭火をメインの火力として、プロパンを補助的に使って温度調整をしながら焼いています。窯の中は炭でいっぱいになるので、炭と茶碗の接触防止の為に窯の中にサヤを入れ、その中に茶碗を入れて焼成するのです。 要するにこの「サヤ」は焼成用の道具であり、窯の大きさや用途に合わせて道具土で自作しています。道具土なので耐火性は良い...