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安価な材料で手ロクロを自作する/さいたま市浦和の陶芸教室
2020/09/24
本日の投稿は、手ロクロの自作についてです。 ネットやホームセンターで入手できる安価な材料を使って手ロクロを自作するお話です。 最近は、自宅で過ごす時間が増える傾向にありますので・・・ご自宅で陶芸を楽しんではいかがですか?
粘土成形する場合、手ロクロがあると粘土成形がたいへんやり易くなります。 ただ金属の手ロクロは、お値段が高いことと・・・重くてかさばるので・・・結構取り扱いに難儀します。 今回ご紹介する自作手ロクロは・・・軽量で安価、取り扱いが非常に楽なので、お子様から陶芸初心者にぴったりの内容です。
作り方は至って簡単です。 ポイントは、適正なベアリングを入手するところです。
写真のベアリングは、かなり前に東急ハンズで買った品物ですが、多分同じ物がネットで入手できると思います。 参考までに情報を記載します。
●株式会社コニ・ビオラ、角回転台、55mm、J-152
ベアリングのサイズ的には、大きなサイズもありますが、一般的な使い勝手ではこの大きさで問題ありません(一辺が55mmの正方形台座)。 安価で手に入るのでありがたいですね。
次に回転テーブルですが、これもホームセンターで売っている円盤状の木材を使います。 当方は、カインズホームで入手した直径180mmくらいの板材を使っていますが、お好みで形、材質を選べば良いと思います。
写真の手ロクロは、目線を高くして作業したいときに使う手ロクロです。 作品の全体バランスを観るときや、削りの仕上げで使っています。 作業台の下に格納しておき、使いたいときにさっと取り出して使います。 とにかく重量が軽くて出したりしまったりのストレスがありません。 動きもスルスルと軽やかに廻りますので重宝しています。