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油滴天目茶碗を焼く/焼き物の再現性/さいたま市の陶芸・陶芸教室やまざ器
2020/06/18
焼き物自体が再現性の少ない物作りになると思いますが・・・この油滴天目茶碗については、その中でも特殊な部類に入ります。 毎回焼成するたびに独特な変化があるので、焼成のたびに興奮しますね(笑)。
油滴天目茶碗は、一碗が国宝に指定されています。 中国、宋の時代に焼かれた品物ですが、日本の国宝として保存されている焼き物です。
さいたま市のやまざ器では、ご要望にお応えする形で、独自の油滴天目茶碗を焼成しています。
毎回焼成条件のちょっとした違いや、釉がけの違いにより独特な変化が出てくる、たいへん個性のある焼き物の一つですね。
写真の茶碗は、粘土素地の微妙な凸凹に合わせて、筆て描いたようなラインが現れました(展示用サンプル)。 油滴の文様は、大きな物から小さな物まで微妙に変化していきます。 全体に光沢があり独特の雰囲気がありますね。
オーダーメイド により、茶碗形状や湯呑形状、コーヒーカップ形状の製作も可能です。
さいたま市の陶芸・陶芸教室「やまざ器」をご確認ください。